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本一冊

すべての積読は一冊の本から始まる

読み終えるのが面倒で鈍器文庫を読む「行き暮れて雪」

皮肉を通じて妙な距離感を保ちつつ、いろいろな人との人間関係を描いたその人生体験とは?

童話は残酷でもあり「戦争童話集」野坂昭如

童話は残酷でもあり、野坂明如「戦争童話集」、カバーは池田満寿夫でめくってみると自署が!

マイク・モラスキー氏いろいろ、次に「呑めば、都」

闇市から居酒屋、そしてジャズ。日本酒から走り出す学者の居酒屋評論集。

マイク・モラスキー氏いろいろ、まずは「闇市」

戦後の闇市、ピアノジャズ、居酒屋と一見脈絡ないようでつながる著者群

夏には読めない戦争モノ「出発は遂に訪れず」島尾敏雄

死を覚悟しながらも死ぬことなく戦争を終えた青年の気持ち(という感じでしょうか)

「本の魔法」司修

本の装丁、ハードカバー、白水社、どれも見過ごせない内容だった

「滝田ゆう落語劇場」滝田ゆう

滝田ゆう氏が描く女性像が好きなんだけどね。

「信長」坂口安吾

「キチガイ」と「バカ」が連呼しすぎだけど著者の理想とする信長かなと

「夢の中の女」石川喬司・伊藤典夫編

昭和のSFだけど読みたい作家の作品ばかりが!

「やぶれかぶれ青春記」小松左京

理不尽な青春時代がバネになって、壮大な小松ワールドが展開されたのか?

「井上ひさしの読書眼鏡」井上ひさし

文庫もあるけど、やっぱりハードカバーのこのたたずまい!

「新・東海道五十三次」武田泰淳

カーナビがない時代のドライブ旅行の醍醐味がある

「追想 芥川龍之介」芥川文

文豪・芥川龍之介夫人による知られざる私生活の様子

「ハムレット役者」芥川比呂志

作家の息子ではなく、あくまでもハムレット役者の視点でのエッセイ集

「歩く影たち」開高健

開高健が追い求めた、東南アジアと血生臭、そして官能は何だったのだろう?

「地底旅行」ヴェルヌ

3作品目のヴェルヌ作品、旅はロマンを掻き立てられるけど... 閉所は怖いかも。

「食は広州に在り」邱永漢

日本および台湾の実業家、作家、経営コンサルタントによる食エッセイ

「二十世紀を読む」丸谷才一・山崎正和

改めて過ぎ去りし20世紀を感じてみた

「トム・ソーヤの冒険」トウェイン

ワクワクして読めたのは、自分のうちに子供の感覚が残っていてて

「白痴」坂口安吾

安吾作品が人間の本能に訴えてくる

「美食倶楽部」谷崎潤一郎

大谷崎と小谷崎、こちらは後者の作品集なのだろうか?

「JAZZに生きる」白石かずこ

白石かずこ女史の著書に西荻登場

「わたしの大阪」小松左京

「日本沈没」読む前に小松左京氏の予習をば

「私の食べ歩き」獅子文六

作家や俳優とか、考えて感じて食べている人の食エッセイは美味しい

「英国諜報員アシェンデン」S・モーム

映画じゃないスパイ作戦はやっぱり心理戦よねと

「ジゴロとジゴレット」S・モーム

階級社会のお国柄かイギリス小説は面白い

「夜の終る時/熱い死角」結城昌治

こんな風に並んでいたら読まずにいられず。

「あるフィルムの背景」結城昌治

著作のなかでは少し異色な山モノのお話だけど怖さの質は変わらない

「小さん落語集(上)(中)(下)」

落語に出てくる土地の描写にも妄想を膨らませると楽しさ倍増

「墨東綺譚」永井荷風

墨東(墨田区東側)に荷風の憧れた雰囲気はもう皆無かなと。