札幌「ゲームのまち」とアピール 賞金総額3億円のeスポーツ大会
2025年01月27日 07時45分
賞金総額200万ドル(約3億1千万円)という異例の大規模eスポーツ大会が今月29日~2月2日、札幌市で開かれる。人気オンラインゲーム「エーペックスレジェンズ」の世界一を目指し、北米や欧州など各地の大会を勝ち抜いた40チームが参戦。市にはゲーム会社が多く、大会を通じて「ゲームのまち」とアピールする考えだ。
同作品は米ゲーム大手エレクトロニック・アーツが2019年に配信開始。3人がチームを組み、一人称視点の画面で銃を撃ち、敵を倒して勝ち残ることを目指す。
今回は年間王者を決める大会で、会場の大和ハウスプレミストドームに5日間で3万人超の集客を見込む。全長約50mのステージや大型ビジョンを活用した演出、高額の賞金が特徴だ。「これほどの規模の大会は国内ではほぼなかった」。北海道eスポーツ協会の事務局担当桝谷稔さんは強調する。
初のアジア開催に向けて会社側から協会に話があり、札幌市も支援に動いた。大会の「特別協力」に名を連ねた。ドーム最寄りの市営地下鉄駅構内には選手の写真やキャラが掲示されている。
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