中日、本拠地にテラス席を新設 26年から、本塁打増も期待
2025年01月28日 21時37分
プロ野球中日の本拠地、バンテリンドームナゴヤ(名古屋市東区)の外野フェンスの手前に、新たにテラス型の観客席を増設することが28日、関係者への取材で分かった。観客増による収益アップを狙う。外野が狭くなることで本塁打の増加が期待できるなど、プレー面でのメリットも見込む。今季終了後に改修工事を進め、2026年からの使用を予定する。
内野側のファウルゾーンにもせり出す形で客席を新設。臨場感がある席を設け、集客につなげたい考えだ。バンテリンドームナゴヤは12球団の本拠地の中でも本塁打が出にくい球場の一つ。フィールドの広さなどが要因とされ、得点力不足による低迷が続く現場からは、外野のテラス席の設置を望む声が出ていた。
他チームの本拠地球場では、15年にソフトバンクのヤフオクドーム(現みずほペイペイドーム)に「ホームランテラス」、19年にロッテのZOZOマリンスタジアムに「ホームランラグーン」と、それぞれ同様のテラス席が改修により設けられている。