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Conan Unconquered公式サイトへ
  • Funcom
  • Petroglyph Games
  • 発売日:2019/05/30
  • 価格:通常版:3299円(税込)
    Deluxe Edition:4399円(税込)
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69
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発売が5月30日に決定した「Conan Unconquered」をGDC 2019会場でプレイ。敵の猛攻をひたすら耐え凌ぐマゾ系RTS
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印刷2019/03/29 00:00

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発売が5月30日に決定した「Conan Unconquered」をGDC 2019会場でプレイ。敵の猛攻をひたすら耐え凌ぐマゾ系RTS

 Robert Ervin Howard(ロバート・E・ハワード)によるヒロイックファンタジーの古典小説シリーズ「英雄コナン」をテーマにしたPetroglyphの新作RTS「Conan Unconquered」のプレイアブルデモが,GDC 2019期間中に一部メディアに公開されたので,その様子をチェックしてきた。なおパブリッシャであるFuncomは,同作の発売日が2019年5月30日に決定したとの情報を,先ほど明らかにしている


「Conan Unconquered」公式サイト(英語)


 「Conan Unconquered」は,1933年に短編シリーズの一部として公開された「Black Colossus」をベースにしたタイトルだ。原作においては,ハイボリアへと追放されたコナンが,ミトラ神を信奉する女王国Khoraja(クラジャ)の女王Yasmela(ヤスメラ)と出会い,Natohk(ナトーク)と呼ばれる砂漠の放浪民族や野獣で構成させる軍隊を率いたソーサラーのThugra(トゥグラ)と戦う筋書きだが,お膝元である北米でもそれほど知名度の高いエピソードではないそうで,残念ながら日本では未訳となっている。

画像集 No.003のサムネイル画像 / 発売が5月30日に決定した「Conan Unconquered」をGDC 2019会場でプレイ。敵の猛攻をひたすら耐え凌ぐマゾ系RTS

 RTSジャンルでは老舗のPetroglyphではあるが,この「Conan Unconquered」は従来のミッションベースのシステムではなく,2017年にNumantian Gamesという独立系メーカーがリリースした「They are Billions!」のように,同じマップを何度もプレイするスタイルが採用されている。キャンペーンとして一つの物語を追いかけるのではなく,一つのシチュエーションを繰り返しプレイし直して,「どれだけ長く生きながらえるか」でポイントを競っていくタイプなのだ。

FuncomのプロデューサーであるMike Tata(マイク・タタ)氏とPR&コミュニティ・ディレクターのNatasha Roosli(ナターシャ・ルースリ)氏
画像集 No.002のサムネイル画像 / 発売が5月30日に決定した「Conan Unconquered」をGDC 2019会場でプレイ。敵の猛攻をひたすら耐え凌ぐマゾ系RTS

 今回の出展では,ほかのプレイヤーと力を合わせてミッションに挑むCo-opモードが展示されており,海外メディアの参加者と2人で参加してみた。
 プレイアブルキャラクターは,主人公であるConan(コナン)のほか,Valeria(ヴァレリア)Kalanthes(カランテス)の3名のヒーローが用意されており,プレイヤーが任意に選択可能だった。マップはプレイごとに自動生成されるが,地形や資源の量,敵の戦力や侵攻回数(ウェーブ数)はプレイヤーが設定できる仕組みとのこと。

画像集 No.004のサムネイル画像 / 発売が5月30日に決定した「Conan Unconquered」をGDC 2019会場でプレイ。敵の猛攻をひたすら耐え凌ぐマゾ系RTS

 序盤はとにかく木材と石材,食料を集め,生産可能人口を上げるため,効率よく家屋を建てていくプレイが求められた。3〜5分ごとに敵が来襲してくるが,ミニマップ上にはどちらの方向から攻めて来るのかという情報がマーカーで表示されるので,それを確認しながら兵力を集中していく。
 ただマップの未探索エリアは黒い霧(Fog of War)がかかって見えないので,敵がどんな進軍ルートをとるのかは分からない。いざ見える範囲に敵が現れたら,二手に分かれて攻めてきたということもありえるので,ほかのプレイヤーと相談して,うまく持ち場を決めるといったプレイが求められる。

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 今回実際に遊べたのは15分ほどであり,3ウェーブほどこなしたところで時間切れとなってしまったが,その範囲でもかなり歯ごたえのあるゲームというのが感じ取れた。例えば城壁を作れば敵の侵入経路を狭められるものの,城壁は破壊されることもある。中盤以降は相手が攻城戦用のカタパルトを投入してくることもあるようで,こちらは対抗して物見やぐらを設置するなど,さまざまな駆け引きを駆使する必要があるようだった。

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 事前に見せてもらったトレイラーでは,巨大なミトラ神のブロンズ像を発動させ攻撃していたが,これはコナンの専用アルティメット(必殺技)であり,ほかのキャラクターもそれぞれ異なるスキルを持っているとのこと。また死体が折り重なっていくにつれ腐敗ガスが発生し,そのエリアに足を踏み入れたユニットのヘルスが低下するあたり,まさに過酷で残酷なハイボリアという感じで,原作の世界観がしっかりと表現されているように感じられた。

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 「Conan Unconquered」は,2019年の第2四半期中にも,日本語への対応が行われる予定という。「英雄コナン」シリーズを題材としたRTSはおそらく初なのではないかと思うが,開発を老舗であるPetroglyphが手がけていることもあって,ストラテジ−ゲームファンとしても期待が高まる。ひとまずは,5月30日のローンチを楽しみにしておこう。

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「Conan Unconquered」公式サイト(英語)

  • 関連タイトル:

    Conan Unconquered

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