アクセシビリティ対応ポリシー
Airbnbのコミュニティは、「多様性の受け入れ」「つながり」「尊重」の原則に基づいて成り立っています。これには、障害のある方々を歓迎し、支援することが含まれます。こちらの情報は、介助動物または感情支援動物の受け入れや、滞在中のさまざまなアクセシビリティのニーズへの対応や変更といった合理的な配慮を求める方々を含む、障害のある方々を歓迎し支援する方法を定めたAirbnbのポリシーをより深くご理解いただくためのものです。Airbnbのコミュニティの誓約および差別禁止ポリシーに記載されている原則とルールも、本ポリシーに適用されることにご留意ください。
一部の管轄地域では、法的要件により、ホストがゲストに提供すべき合理的な配慮の範囲が、本ポリシーに含まれているものよりも拡大または制限される場合があります。Airbnbのサービス利用規約では、ご自身に適用されるすべての法令を把握し、遵守していただくようご利用のみなさまにお願いしています。これは、ホストとゲストが、適用されるすべての法規制を理解し、遵守する責任を個々に負うことを意味します。本ポリシーが適用法よりも制約的である場合は、本ポリシーが適用されます。
介助動物および感情支援動物
介助動物とは一般的に、障害がある方のために労働や作業を行う訓練を個別に受けた犬を指します。介助動物はペットではありません。ハウスルールによってペットの同伴が禁止されていても、Airbnbでの滞在中やその他のサービスをご利用の際に、ゲストは通常、介助動物を同伴することができます。
感情支援動物とは、障害のある方がその症状や影響に対処できるように、心の支えや癒やしとなる動物のことで、通常は、家庭で一般的に飼育されている犬や猫などの動物を指します。介助動物とは異なり、感情支援動物は、障害がある方々を支援するために労働や作業を行うにあたり、訓練を受ける必要はありません。
ホストは、ゲストが介助動物または感情支援動物を必要とすることについて、以下の質問のみを行うことができます。
- 最初の質問:「動物を同伴されるのは、お体が不自由でいらっしゃるためでしょうか?」ホストは、障害についての説明をゲストに求めることはできません。
- 2つ目の質問:「どのような労働や作業を行う訓練を受けた動物ですか?」ホストは、犬がその労働や作業を実演することを求めてはなりません。
- 以下の点にご留意ください。
- ゲストは、犬が介助動物または感情支援動物であることを示す証明書類を提供する必要はありません。また、ホストはそのような証明書類の提出をゲストにお願いしたり、求めたりすることはできません。
- ゲストは、予約前に介助動物の存在を開示する必要はありませんが、混乱が生じることを避けるために、チェックイン前に介助動物の存在を開示することもできます。
- ゲストからの回答がない場合、ホストはこれらの質問を再び尋ねることができます。
- それでもゲストからの回答がない場合、ホストはその質問に対して「いいえ」という回答があったものとみなすことができます。
最初の質問の回答が「はい」である場合(またはゲストが障害のあることを示している場合)
- および2つ目の質問に対するゲストの回答として、障害への対応を支援する犬が訓練を受けた労働または作業の内容について説明があった場合、ホストはゲストの犬を介助動物として扱う必要があります。
- 2つ目の質問で、その動物が訓練を受けた労働や作業についての説明がゲストからなかった場合、ホストはゲストの動物をペットではなく感情支援動物として扱う必要があります。
最初の質問の回答が「いいえ」の場合、ホストは、本ポリシーに基づき、ゲストの動物を介助動物または感情支援動物として扱う必要はありません。
ゲストが介助動物を同伴する場合、ホストはゲストの介助動物がいることを理由に以下を行うことはできません。
- 予約を却下する(Airbnbが本ポリシーの免除を認める場合を除く)
- ペット料金、動物の毛やフケの清掃料金など、予約に関連する追加料金をゲストに請求する
- ほかのゲストと異なる扱いをする(異なるハウスルールを課すなど)
介助動物を同伴するゲストは、次の基本的なルールに従う必要があります。介助動物に関して、次のことがあってはなりません。
- ゲストの制御がきかない
- トイレトレーニングができていない
- 事前の許可なく、動物だけをリスティングに残して出かける
- ホストがゲストの立ち入りを禁止している場所に入ることを許す
- ハーネス、リード、綱につながれていない状態で共有スペース(ゲストの同伴者以外の人と共有するスペース)に入ることを許す(例:マンション・アパートの建物の廊下、個室のリスティングにおける共用キッチンや裏庭)
本ポリシーで特に禁止されている場合を除き、ゲストが感情支援動物を同伴する場合、ホストは通常のペット料金を請求したり、ペットの毛やフケについて追加の清掃料金を請求したり、ペットを受け入れていない場合に予約を却下したりすることができます。
なお、適用法により感情支援動物を同伴するゲストを受け入れることがホストに義務付けられている地域では、ゲストが感情支援動物を同伴して旅行することを理由に、ホストは次のいずれの行為も行ってはなりません1。
- 予約を却下する(Airbnbが本ポリシーの免除を認める場合を除く)
- 追加料金を請求する
- ほかのゲストと異なる扱いをする(異なるルールを課すなど)
- 上記の介助動物に関する質問以外に、感情支援動物に関する情報をゲストに求める
- 予約前に感情支援動物の存在を開示することをゲストに求める。ただし、ゲストは、混乱が生じることを避けるために、チェックイン前に感情支援動物の存在を開示することもできます
- 感情支援動物をペットとして扱う
本ポリシーに基づきホストに感情支援動物の受け入れが義務付けられている場合、ゲストの感情支援動物に関して次のことがあってはなりません。
- ゲストの制御がきかない
- トイレトレーニングができていない
- 事前の許可なく、動物だけをリスティングに残して出かける
- ホストがゲストの立ち入りを禁止している場所に入ることを許す
- ハーネス、リード、綱につながれていない状態で共有スペース(ゲストの同伴者以外の人と共有するスペース)に入ることを許す(例:マンション・アパートの建物の廊下、個室のリスティングにおける共用キッチンや裏庭)
Airbnbが認める本ポリシーの免除:ホストが理由を事前に通知していた場合、Airbnbはその裁量により、特定の状況下で、本ポリシーの免除をホストに認めることがあります。たとえば、ホストがリスティングに居住していて、介助動物の存在がホストの健康に直接的な脅威をおよぼす場合などがこれに該当します。
- ご自身が本ポリシーの免除要件を満たしているとお考えの場合は、Airbnbチームまでご連絡ください。担当者が確認いたします。
- Airbnbから本ポリシーの免除を受けた場合、それは特定のリスティングにのみ適用され、ご利用アカウントには適用されませんのでご注意ください。本ポリシー免除のことをゲストに伝える際には、明瞭かつ丁寧な言葉遣いを心がけてください。また、リスティングの説明文に本ポリシー免除に関する情報を明記し、宿泊を検討中のゲストに事前の告知を徹底することをおすすめします。
その他の合理的な配慮
アクセシビリティのニーズがあるゲストは、リスティングを利用したり体験に参加したりできるように合理的な配慮を求めることができます。このような配慮は、リスティングや体験の変更または調整といった形で求められることがあります。
- 合理的な変更や調整については、予約の確定前にホストとゲストで話し合うことをおすすめします
- 一般的に、ゲストはチェックインの1週間以上前に合理的な変更または調整をリクエストする必要があります
Airbnbで許可されていること
- ゲストは、滞在や体験へのアクセス、宿泊または体験中のコミュニケーション、体験の参加に役立つ合理的な変更または調整をリクエストすることができます
- ホストは、配慮を求めるゲストのリクエストに対して、合理的な代替案を提案することができます
- ホストは、次のような、不合理または達成不可能な配慮のリクエストを拒否することができます
- ホストまたはほかの人に健康上または安全上の重大なリスクをもたらすもの
- 滞在または体験の性質を根本的に変えるもの
- 多大な困難や費用を伴わなければ容易に達成できないような、建物やリスティングの構造変更を必要とするもの
- 多大な困難や費用を伴う追加の責任をホストに負わせるもの
- 適用される法規制への違反をホストに求めるもの
Airbnbで禁止されていること
- 変更または調整に関するゲストのリクエストが、具体的かつ明確に表現され、十分な通知とともに行われ、不合理または達成不可能でない場合に、ゲストとの対話を行わず、合理的な代替案を提供することなく、ゲストの要求を拒否すること
- 合理的な変更または調整を提供することを約束したものの、宿泊または体験の実施時にその約束を履行しないこと
その他の考慮事項
- ホストが合理的な変更または調整を提供しなかったことについて、ホストの力のおよぶところではないと判断された場合、またはリクエストが不合理もしくは達成不可能である理由をホストがAirbnbに対して客観的に示した場合、ホストにペナルティが科されることはありません。
ホストまたはゲストがAirbnbのポリシーを遵守しない場合はどうなりますか?
Airbnbコミュニティのみなさまには、可能な限りアクセシビリティ対応にご協力いただくようお願いしています。Airbnbは、Airbnbのポリシーをご遵守いただけないホストまたはゲストに対し、Airbnbからの退会といった措置を講じることがあります。
1カリフォルニア州とニューヨーク州のホストは、こちらの規定を遵守することが求められます。
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ペットを同伴できるかどうか、またはホストが宿泊施設でペットを飼っているかどうかは、リスティング説明文の「ハウスルール」で確認できます。