映画『サンセット・サンライズ』では、西尾晋作が憧れの田舎暮らしを始めようとしたら、凄く辛い思いをしてしまいます。
そんな映画『サンセット・サンライズ』の5つの名言について、詳しく紹介しましょう。
映画『サンセット・サンライズ』のキャスト
日本のヒューマン映画『サンセット・サンライズ』は、年に公開されました。
監督&脚本
- 監督:岸善幸
- 脚本:宮藤官九郎
登場人物&俳優
- 西尾晋作(演:菅田将暉)東北に引っ越してきた男性
- 関野百香(演:井上真央)大家を務める女性
- 関野章男(演:中村雅俊)関野百香の父親
- 高森武-タケ(演:三宅健)血の気が多い男性
- 持田仁美(演:池脇千鶴)関野百香の同僚
- 倉部健介-ケン(演:竹原ピストル)タケの仲間
映画『サンセット・サンライズ』のストーリー
関野百香は、役場で空き巣対策の仕事をしていたので『いつまでも、自分の家を空き巣にしておく訳にはいかない』と思います。
そこで、インターネットで空き巣を賃貸にしようと思って、4LDKを家賃6万円に設定しました。
三陸の片田舎だったので、それは適正価格でしたが、東京に住んでいた西尾晋作は『4LDKで6万円?事故物件じゃないよね』と喜びます。
夜中にも関わらず、確認のSMSが送られてしまって『やばい、やっぱり賃貸にするのは辞めよう』と考え直します。
ところが、西尾晋作はすでに、空き家になってい家に入り込んでいて「すいません、内見に来ました。玄関が空いていたので、つい」と釈明します。
まだコロナが落ち着いていない時期だったので、まずは自宅隔離する必要があったので、2週間ぐらいは自宅待機するように頼みました。
『人と会わないようにって事は、人と会わなければ出ていいよな』と勝手な解釈をしてしまい、こそこそと出ては釣りをしてしまいます。
タケたちは噂を聞いて『百香ちゃんは、夫を亡くして立ち直れていないと思ったのに、よりによって東京モンと同棲?』と勘違いしてしまいます。
それでも、自分たちが好きな百香ちゃんの彼氏に乱暴はできないと思って我慢していましたが、家を訪ねると彼女が泣いていたのです。
実は、関野百香はタバコの吸い殻をみつけてしまい、思わず泣いていました。それは恐らく、亡き家族の物だったのでしょう。
しかし、タケたちは西尾晋作が泣かしたと思って「よくも百香ちゃんを泣かせたな」とつかみかかってしまうのです。
はたして、こんなに誤解をする人間がいて、西尾晋作の田舎暮らしはうまくいくのでしょうか?
映画『サンセット・サンライズ』の5つの名言
サンセット・サンライズの7つの名言は、以下の通りです。
田舎のネットワーク
関野百香は、実家の隣に、家族と一緒に暮らすための家を建てましたが、夫・母・子供だちは東日本大震災で亡くなってしまいました。
そのため、自宅は空き巣で電気もついていなかったのに、西尾晋作が暮らすようになってから、家に電気がつきます。
知り合いたちは「家に電気がついたという事は、百香ちゃんは婚活を始めて、誰かと暮らし始めたのでは?』と噂します。
関野百香は『なんで、家を貸しただけで婚活したって思われるの』と憤慨しますが「それが田舎のネットワークってもんだ』と言われるのです。
三陸はんぱねぇ
西尾晋作は、三陸で釣りを始めたら、すぐに大物を釣り上げることができて「三陸はんぱねぇ」と大喜びします。
これは、大物が釣れただけではなく、綺麗な海で釣りができる開放感も加わってこその名言と言えるでしょう。
もてなしハラスメント
西尾晋作は、三陸の居酒屋へ行くと、店主や常連客たちは『こいつが、百花の新しい彼氏か?』と身構えます。
そこで、三陸の食事がいかに凄いのか?味あわせてやろうと思って、次々にご馳走を出していきます。
西尾晋作は、あまりの絶品に「もう、これはもてなしハラスメントですよ」と変わった表現の仕方で舌鼓をうつのです。
過去をひきずるのは悪い事?
関野百香は、いつまでも家族の事を忘れられず、西尾晋作に「過去をひきずるのは悪い事?」と聞いてしまいます。
しかし、西尾晋作は『震災の話になったら、外の人間はどうすれば良いのか?分からず困ってしまうんですと嘆いてしまうのです。
人が手をかけると家が喜ぶ
関野百香は、空き巣問題を解決するために、借主の思い入れのある家具は捨てずに、それ以外はリフォームする事にします。
墓参りの時だけ、借主が家に住めるという条件をつける事にした訳ですが、リフォームをしたら、家が見違えるように生まれ変わります。
関野百香は『人が手をかけると家が喜ぶ』と満足感にひたれるほどの出来栄えだったので、家に飽きてきた場合はリフォームも有りですね。
映画『サンセット・サンライズ』のまとめ
サンセット・サンライズの予告を見た限りでは、関野百香が何か暗い過去を持っていたようですが、やはり震災が大きく関係していました。
ただし、空き巣問題・地域の過疎化・移住問題・家族のあり方など、様々なテーマを取り上げていました。
難しいテーマに取り組んでいても、流血するようなシーンはないので、子供からお年寄りまで見られる映画になっていますね。