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カスタマーレビュー

  • 2008年4月21日に日本でレビュー済み
    内容としては
    第1章 実験経済学とは何か
    第2章 実験経済学の原理と方法
    第3章 ゲーム理論実験
    第4章 行動ゲーム理論
    第5章 実験経済学の課題と将来
    という章建てになっています。

    自分は大学でミクロ経済学を学んでいる者です。
    行動ゲーム理論という章にひかれて購入しましたがいかんせん難しいです。
    学部でミクロ経済学もしくは数学を学んでいなければ、正直9割は理解できないと思います。
    本書の謝辞いわく、大阪市立大学大学院経済学研究科博士論文を2/3に圧縮したものであるそうですが、
    確かに全体として論文らしい(というか論文)内容となっており、"初心者にもわかりやすく"
    という本を探すなら、他の本をお勧めします。

    しかし、難しいといっても、それはあくまで扱う内容が高度という意味で、
    文章の書き方や図表(図表目次付)は懇切丁寧に書かれており、じっくり読む甲斐が非常にあります。
    教科書、もしくは経済学そのものを学ぶ上でのガイドとしてはとても有用だと思います。
    自分はこの本を読んで、この本を理解できるようになるまでは勉強しようと思いました。
    大学在学中にこの本に出会ったのは幸運だったと思います。
    16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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5つ星のうち3.6
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