国民民主・玉木氏「家賃モラトリアム法案」を提案へ

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、国民民主党玉木雄一郎代表は15日の記者会見で、飲食店や個人などの家賃支払いを猶予する「家賃・住宅ローン支払い猶予法案」を与党や他の野党に提案する考えを明らかにした。

 経済の低迷で家賃の支払いが難しくなった借り主が支払うべき家賃を政府系金融機関が貸主に代わりに支払った上で、政府系金融機関が借り主に家賃の支払いを一定期間猶予することを想定している。事業者だけでなく個人の住宅ローンも対象にする。

 今週中に概要を固め、与野党の同意を得たい考え。玉木氏は「財政措置もいらない無理のない制度設計だ。筋は悪くないと思っている」と話した。

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