吉村・大阪知事、石破首相に「直談判」へ 万博入場券の販売低迷で

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 4月開幕の大阪・関西万博の入場券をめぐり、大阪府吉村洋文知事や関西経済界トップらが、来週にも石破茂首相と面会し、販売方法の改善などを直接求めることで調整に入った。入場券販売が低迷するなか、大阪府・市などは運営側の日本国際博覧会協会の対応に懸念を強めており、首相に「直談判」してテコ入れにつなげたい考えだ。

 関係者によると、吉村氏らは首相と面会し「緊急提言」を提出する。提言の素案では、前売り券の購入やパビリオン予約などについて、「購入手続きが煩雑」「予約の仕方が煩雑」といった指摘が国内外からあがっていると説明。「早急な対応が不可欠」とし、首相に対し「措置を講じるよう強く求めていただきたい」などとしている。

 今回の万博では、電子チケットと事前の予約制が原則だ。しかし、スマートフォンやパソコンに不慣れな人や外国人観光客らには買いづらいとの指摘が相次ぎ、万博の参加国からも「入場券の買い方が難しすぎる」と批判が上がっている。

 こうした指摘を受け、提言で…

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    西岡研介
    (ノンフィクションライター)
    2025年2月1日15時17分 投稿
    【視点】

    見出しにも記事中にも「直談判」とあるが、私には〝泣きついている〟ようにしか見えないのだが……。

    …続きを読む