【完】サックスパートの日常
お昼ご飯
コンビニで適当に買って公園へと向かう。
ベンチに座ってお弁当を食べていると、
「あーん」
「やだな、照れるよ」
リア充発見。
本当今日はなんかたくさん見るなぁ…ここが都会だから?
「ちょっとナミちゃん、割り込んできてよ。」
「うえええ⁉︎なんで私なんですか!って、去っていきますよ!よかったですね!」
私の言葉に動揺するナミちゃん。
「あー、でも見てみて!ひとつの荷物を一緒に持ってる!」
そう、そのカップルはひとつの荷物を一緒に持っていたのだった。
「あははっ、あれ意味ないらしいよ。重さは変わらないんだって。」
少しバカにしたように言う由美先輩。
「え、本当ですか。じゃあ教えに行ってきます!」
「おー、いけば…ってえ?ちょ、まじ行くの⁉︎」
本気でいく和樹くんに本気で焦る智也先輩。
和樹くんがそのカップルに教えに行った結果、そのまま無視されたそうです。
そりゃそうだ。