アクセス解析の導入と対策でサイトを改善し、検索エンジンからの流入を増やす
その理由の一つに、定量的かつ客観的に自身のサイトの健全性を適宜見直していないから、ではないでしょうか。
当てはまる方は早速アクセス解析ツールを導入し、サイト改善に取り組みましょう。
アクセス解析の基本と改善
例えば、とあるページの滞在時間が他のページと比べ、極端に低い。
ということが分かったとしましょう。
多くの原因はそのページの構成や内容に問題があるケースがほとんどです。
アクセスログから分かること
インターネットでページにアクセスすると、ブラウザにページが表示される。この単純な操作の中でも、実際の仕組みは複雑です。
概略を言えば、パソコンとページが格納されているサーバーと双方に通信を行うことでこれを可能にしています。
サイトの訪問者がサーバーにアクセスする際、自分の情報をサーバーに渡しています。
これを記録したものがアクセスログと言われるものです。
アクセスログの具体的な内容は、OS(Windows XPなど)、ブラウザの種類(インターネットエクスプローラほか)、ブラウザのバージョン、どのページにアクセスしたか、といった情報です。
もちろんこれは個人情報ではなく、ログの記録自体はサーバーの標準的な機能です。
すべての情報を閲覧する権限はサーバー自体の管理者や法的機関など以外にはなく、サイトの管理者でも一部の情報しか閲覧できません。
アクセスログが意味するもの
これらの情報は、訪問者にとっては何の意味を成さなくても、サイトの管理者にとっては貴重な情報です。
多くのWEBサーバーではこれらのアクセスログの一部を公開するサービスを行っています。
アクセスログからどのページが人気であるといった情報や、訪問者の閲覧環境を知ることで、より訪問者に優位なページ作りが可能になります。
アクセス解析サービスの導入
アクセスログを公開していないサーバーでも、外部のアクセス解析サービスを導入することで可能です。
有名なツールはGoogleが無料で提供するGoogle Analyticsです。WordPressを導入されている方は以下にGoogle Analyticsを設置するための手順を記載しましたので、適宜参照ください。
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アクセスログから得られるもの
アクセスログから得られる解析データの中でも、特に重要な情報は、どのページにアクセスが集中しているかという情報と検索エンジンを使ってどのようなキーワードで自分のサイトに訪れたかという情報です。
前者後者どちらの場合も、訪問者がどのようなルートを辿って自分のページに訪れたかというリファラー情報を元に知ることが出来ます。
従って、前者の場合は、どのページが人気があって、どのページは人気がないのかといったことが分かるため、対策を講じることができます。
また、後者の検索エンジンで入力された検索キーワードの情報は、訪問者がどのようなキーワードでページに訪れたかといった情報を把握できるので、それに応じた対策をすることで、アクセス数の改善ができます。
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滞在時間や訪問回数
アクセス解析サービスの中には、ページごとに訪問者が見ていた滞在時間や1ユーザの訪問回数までも提供してくれる機能もあります。(Google Analyticsでも提供されている)
わずかな時間しか滞在していない、訪問回数が少ないといったページは何らかの問題があるため、改善の余地があるページです。
訪問者にとって役に立つ情報を改めて見直したり、デザインを見直したり、使いやすさを追求してみるなどの解決策が考えられます。
アクセス解析サービスを利用してアクセスログを取得することは、訪問者優位のページ作りに必須です。
どんなキーワードで検索しているか、どんなページが人気があるかということを知り、ページ改善に役立てましょう。
こんな時どうする?
こんな時どうする?