日本ハムは14日、米ハワイ出身のマイカ与那嶺内野手との育成契約を発表した。

 与那嶺の祖父の兄は、1950年代に巨人の外野手として活躍し、74年に中日の監督としてセ・リーグを制覇した与那嶺要氏。

元フィリーズで昨年は米独立リーグでプレーし、昨秋に続き今春も2軍の国頭キャンプにテスト参加していた。

 名護市内のホテルで栗山英樹CBOと会見した与那嶺は「チャンスをいただけて本当にうれしい。一日でも早くチームに貢献できるよう頑張りたい」と意気込みを語った。背番号は「ハワイはアメリカの50番の州なので」150番を選択した。

 「ウォーリー」の愛称で親しまれた大伯父は14年前に死去しており、直接の交流は少なかったが、著書や映像は目にしており、「周囲の人からもこれから学んでいきたい」という。「小さいころから日本食を食べていた。カレーライスが好き」と、環境面での不安はなさそう。栗山CBOは「打つことに関してはクセもないし、バットスピード、打球スピードに可能性を感じる」と飛躍を期待。15日からは1軍の名護キャンプに合流する予定だ。

編集部おすすめ