トラウデン直美が時代をサキドリ!する:トラリポ!最前線
この記事の画像(37枚)今回は、時代の最前線を ゆく、人気の職業「ITエンジニア」に密着!
実際の仕事現場を取材すると、収入面にも、働き方にも人気の秘密がありました。
トラウデン直美:こんにちはトラウデンと申します。
藍口さん:よろしくお願いします。
トラウデン直美を迎えてくれたのは、ITエンジニア歴9年目の藍口康希さん(32)。
いったい、どんな仕事内容なのでしょうか? 案内されたのは、自宅の一室。
藍口さん:ここが仕事部屋になります。
トラウデン直美:さすがに機材が多いですねー。
藍口さんはフリーランスとして働いているため、仕事のほとんどは、自宅で行っているといいます。
トラウデン直美:主にどんなことをされているんですか?
藍口さん:そうですね、一番多いのがアプリ作ったり、あとはWEBサイトを作ったり。
藍口さんは主に企業などのWEBサイトの作成や、スマートフォンなどのアプリ開発を行っています。
例えばスマホアプリ、タッチするとホーム画面が立ち上がりますが…、こうした私たちが何気なく使っているアプリやWEBサイトの1つ1つの動きは、プログラミング言語で指示をITエンジニアが構築しているんです。
トラウデン直美:私からみると、すごく難しく見えるんですけど…。
藍口さん:意外と数をこなせばだんだんとわかってくる感じですね。
トラウデン直美:じゃあ、経験ですね。
藍口さん:経験するとどんどんと早くなってくるので、たくさんの仕事を同時にできるようになって。10個ぐらい同時に案件を回したりとか。
取材したこの時、藍口さんが抱えていた仕事は14件。
気になる収入は?
藍口さん:基本的にはアプリを作った、で(個別に)報酬もらう。そのあとは運用と修正とかで定期的に(料金を)随時もらうという感じですね。
トラウデン直美:ちなみにすごく無粋ですけど、どのくらい稼げるものなんですか?
藍口さん:今がだいたい年収3000万ぐらい…。
トラウデン直美:おぉーすごい!すごいです!
では実際、どんなふうに仕事をしているのか?定点カメラをセッティングさせてもらうと…。
3時間後…全く机から動かない藍口さん。さらに、この場で昼食もとりはじめました!
忙しい時はいつもこんな感じだそうで、プログラミングをしている時間は1日約12時間、ほぼこの部屋で過ごしていました。
藍口さん:基本的に依頼先からのレスポンス、「早くこれを直して」って来たら、緊急の時はご飯を食べていようが、外出していようが、PC開いて作業することもあります。
気が抜けない大変さもあるようですが、今、ITエンジニアは“稼げる仕事”になってきているといいます。
働く人の50人に1人が「ITエンジニア」伸び続ける需要
今、「どこに行っても働ける、どんどん給料が上がっていく状態」だというITエンジニア。
そんな中で、こんな企業も登場しています。
トラウデン直美が次に訪れたのは、フリーランスITエンジニアの支援を行っている「ギークス株式会社」。スキルに合った仕事を紹介してくれるそうです。
実は現在、日本で働く人の約50人に1人がITエンジニアだといいます。
トラウデン直美:ITエンジニアになりたい人も多分多いと思うんですけど、仕事の取り合いになったりはしないんですか?
IT人材事業本部 事業本部長 成末千尋さん:全くなくて、むしろ企業さんがエンジニアを「ほしいほしい」と言っている状態でして、ものすごく仕事がある状況になっています。
仕事が豊富で報酬単価も高い!“働き方”も魅力
ITエンジニアは引く手あまたな状態。そのため、働き方の選択肢も広がっているといいます。
山田喬一さん(32)、ITエンジニア歴9年目。
山田さんもフリーランスですが、現在、働いているのは週4日だけなんだそうです。
5人家族の山田さんは、あえて働く日数を減らし家族との時間にあてています。
子供の幼稚園への送り迎えや家事なども率先して行なっているのだそうです。
これができるのも、ITエンジニアの仕事が豊富で、報酬の単価も高いからだといいます。
山田さんの妻:前の仕事の時は、全然家族そろって夕食を食べられなかったので、(今の仕事は)ありがたいです。
以前は会社で営業の仕事をしていたという山田さん。
そのときは、仕事を終えて帰宅するのが夜9時を回ってしまい、子供とのコミュニケーションの時間を取るのも難しかったと言います。
山田さん:(ITエンジニアは)一度、ノウハウというか技術力を身につければ、自分自身はそこまで技術力は高くはないんですけど、それでもある程度、子供たちの遊べる時間は作れるので。本当に自由度の高い仕事だと思います。
技術さえ身につければ、収入面にも働き方にもメリットがあるというITエンジニア。
そんな中で、働きたい人を後押しする新たな動きが…
IT人材事業本部 事業本部長 成末千尋さん:こちらです。何していると思いますか?
トラウデン直美:(パソコンが)しゃべっていますね…。なんだろう?プログラミング?
IT人材事業本部 事業本部長 成末千尋さん:これ実は、オンライン上でプログラミングを学んでいるんです。
トラウデン直美:プログラミングの勉強ってことですか?
ITの進化や拡大に比べ、必要なエンジニアの数は不足しているといいます。
そのため、この会社では2月から育成を開始。人気の波はまだまだ広がっていきそうです。
(めざまし8 「トラリポ!最前線」より 4 月28日放送)