1月18、19日に高橋大輔さんや荒川静香さんなどが出演する長崎初のアイスショーが開かれる。会場は通常、バスケットボールのB1リーグなどが開催されるアリーナだ。氷を張るアイスリンクの準備が着々と進んでいる。

バスケ会場が氷の楽園に!

アイスショー「プリンスアイスワールド」が行われるのは、長崎スタジアムシティのハピネスアリーナだ。

長崎スタジアムシティの「ハピネスアリーナ」でアイスショーが開催される
長崎スタジアムシティの「ハピネスアリーナ」でアイスショーが開催される
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バスケットボールのB1リーグで活躍する長崎ヴェルカの本拠地であり、12日は「二十歳のつどい」が開かれるなど、多種多彩なスポーツやイベントが開催されている。そんなアリーナでのアイスショーの開催だ。

アイスリンクの設置作業が進むアリーナはひんやりしている
アイスリンクの設置作業が進むアリーナはひんやりしている

アイスリンクの設置作業は13日から始まった。15日、取材で中に入ると…入った瞬間にひんやり。リンクの広さは約1000平方メートル。

水を撒いて氷になる
水を撒いて氷になる

リンクの氷は水撒き作業で作られる。1時間に1回、24時間体制だ。

氷の下に細長い「パイプ」が通っている
氷の下に細長い「パイプ」が通っている

なぜ撒いた水が凍るのか?秘密は氷の下を通っている細長い「パイプ」にある。氷点下10度に冷やした特殊な液体をパイプを通して循環させていて、その上に水を撒くことで氷が出来上がる仕組みになっている。

スケーターが滑る一番いい氷を目指して作業が進む
スケーターが滑る一番いい氷を目指して作業が進む

設計・施工の担当者は「スケーターが滑る一番いい氷を目指さなければいけない。スケーターがのびのび、きれいに滑って、それを見て皆さんに喜んでいただきたい」と話す。

この日の氷の厚さは5cm。もう少し厚みを持たせて氷の表面の温度を調整しながら整えていく作業が、本番まで繰り返されるということだ。

トップスケーターが長崎で華麗に舞う

アイスショー「プリンスアイスワールド」は1月18日から2日間行われる。高橋大輔さんや宇野昌磨さん、荒川静香さんなど世界を代表するトップスケーターが出演する。

高橋大輔さんなど豪華スケーターが集結する
高橋大輔さんなど豪華スケーターが集結する

高橋大輔さんは「初めてスケートを観る人が多いと思うが、生で見るスピード感や迫力は、映像では味わえない特別な体験となる。ぜひ会場に足を運んでほしい」と話す。

今回の公演では、ブロードウェイミュージカルをテーマにしたロックテイストのナンバーも用意されているということで、盛り上がること間違いなしと高橋さんも太鼓判を押す。

18、19日の2日間であわせて4回公演
18、19日の2日間であわせて4回公演

2日間であわせて4回の公演が予定されていて、19日の2回目の公演は若干の空席がある。

(テレビ長崎)

テレビ長崎
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