アメリカの全ての100ドル紙幣にトランプ大統領の顔を入れることを義務づける法案を、共和党の下院議員が提出しました。
共和党のギル下院議員らが3日、提案した法案は「2025黄金時代法」とされ、現在の100ドル紙幣にトランプ氏の顔を入れることを義務づける内容となっています。
法案が可決されれば、2026年12月31日までに財務長官が紙幣のデザインを公開し、2028年12月31日以降に製造する紙幣にトランプ氏の肖像画が印刷されることになります。
ギル議員は自身のSNSにトランプ氏の公式写真と100ドル紙幣を重ね合わせた画像を公開し、「歴史を作ろう」と賛同と呼びかけています。
また、別の共和党下院議員も2026年7月4日の建国250周年に合わせ、トランプ氏の肖像画を入れた250ドル紙幣を作ることを求める法案を提出しています。
現地メディアは生存中の人物がアメリカの通貨に登場することは法律で禁じられていると指摘しています。