NTTドコモが、シャープ製のフラグシップスマホ「AQUOS ZETA SH-04H」を6月上旬に発売する。
今回のAQUOS ZETAは、従来採用していた3辺狭額縁の「EDGEST」スタイルからデザインを一新。全体的に丸みを帯びたフォルムになり、持ちやすさに配慮した。ディスプレイ面には縁がわずかにカーブしている2.5Dガラスを、側面にはメタルフレームを採用した。カラーはWhite、Green、Blackの3色展開。
ディスプレイはフルHD(1080×1920ピクセル)対応の5.3型液晶。1秒間に120コマを描写して滑らかにスクロールできる「ハイスピードIGZO」や、30fpsの動画も最大120fpsまで補正する「フレームプラス」を搭載。フレームプラスは端末内に保存したデータのみが対象となり、ストリーミングやワンセグ/フルセグのデータは非対応。ユーザーの生活パターンを学習し、就寝時間が近づくと自動でブルーライトをカットする機能も新たに用意した。
約2260万という高画素なアウトカメラを搭載。リコー「GRシリーズ」開発メンバーによる画質認証プログラム「GR certified」も取得しており、画質にもこだわった。新開発の光学式手ブレ補正によって、暗いシーンでもブレを抑えて撮影できる。高精細なセンサーを生かし、約3倍〜8倍のデジタルズーム時に、超解像技術を応用して画質劣化を抑えた撮影もできる。約0.4秒の高速起動と約0.02秒のハイスピードAFにも対応し、よりスピーディーなピント合わせが可能になった。
1秒間に240枚を撮影する「ハイスピード録画」や、その映像をフレーム補間技術によって最大2400fpsで再生する「スーパースロー映像」も楽しめる。撮影した動画の中から好きなシーンをキャプチャーして静止画として保存する編集機能も新たに用意した。インカメラは有効約500万画素で、画角約85度の広角撮影が可能。
側面には指紋センサーを搭載しており、触れるだけでロックを解除ができる。本体を持ったまま手首をひねることで、1つ前に表示していたアプリに戻れる「ツイストマジック」、画面が自動でスクロールして電子書籍やブラウザなどを便利に閲覧できる「スクロールオート」も新たに用意した。
スマートフォンからユーザーに話しかけてくれる「エモパー」は「4.0」に進化。「エモパーヘルスケア」として、毎日の歩数、体重、睡眠などの健康維持に役立つ情報を伝えてくれる。エモパーが話した後に「詳しく」「検索して」と注文することで、より詳しく確認したり、Webサイトで検索したりできる。
ネットワークは3つのLTE周波数帯を束ねることで、下り最大300Mbpsを実現するほか、800MHz帯を全てのLTEで使用する一部のエリアでは、下り最大337.5Mbpsにまで増速する。IPX5/8の防水、IP5Xの防塵(じん)もサポートしており、充電端子にキャップのない“キャップレス防水”となっている。ワンセグ/フルセグ、おサイフケータイ(FeliCa)、VOLTE(HD+)も利用できる。
機種名 | AQUOS ZETA SH-04H |
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メーカー | シャープ |
OS | Android 6.0 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 820 MSM8996/2.2GHz 2コア+1.6GHz 2コア |
メインメモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
外部メモリ | microSDXC(最大200GB) |
ディスプレイ | 約5.3型フルHD TFT液晶 |
解像度 | 1080×1920ピクセル |
連続通話時間 | 未定 |
連続待受時間 | 未定 |
バッテリー容量 | 3000mAh |
アウトカメラ | 有効約2260万画素CMOS |
インカメラ | 有効約500万画素CMOS |
ボディーカラー | White、Black、Green |
サイズ | 約73(幅)×149(高さ)×7.6(奥行き)ミリ |
重量 | 約155グラム |
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