フェンリルは4月2日、Webブラウザの最新版「Sleipnir 2.7」を公開した。ソースコード100カ所以上のチューニングを施した結果、動作速度、安定性などが「劇的に向上」したという。
起動時のファイルアクセス数を大幅に削減するなど、複数の高速化対策の結果、起動速度が向上。同社が用意した環境下での計測によると、初回起動速度は旧バージョンの2.6.2と比べ約2.2倍の3.5秒、2回目以降は約1.7倍の0.66秒に高速化したという。
起動直後の初回ナビゲート速度の高速化など、全体的に処理速度を改善し、ロースペックのPCでも高度なカスタマイズ性を発揮できるようになったとしている。ちらつき低減などで起動中の安定性も向上したという。
スクリプト周りを改善したほか、自分が作成したスクリプトからSleipnirアクションを読み出せる「Sleipnir API ExecuteAction」を新たに実装した。
同社サイトから無料でダウンロードできる。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP/Vista。
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