あなたが動いた通りに初音ミクが動く――Xbox 360用の周辺機器「Kinect」(キネクト)を使ったモーションキャプチャで、初音ミクの3Dモデルを動かす人が続出している。ミクの3Dモデルを簡単に踊らせられるフリーソフト「MikuMikuDance」もKinectに対応。ミクが新たな表現を手に入れつつある。
Kinectは、カメラとセンサーでユーザーの体の動きをとらえ、身振りでプレイ可能にするゲームシステムで、日本では11月20日に発売された。PC用の非公式ドライバソフトがオープンソースで公開されており、モーションキャプチャや「マイノリティ・リポート」風のユーザーインタフェースなど、世界中のユーザーがさまざまな可能性を試し、話題になっている(海外ユーザーの本気が垣間見える、Kinect活用動画7選)。
日本では、Kinectを使って初音ミクをの3Dモデルを動かすユーザーが続出。自らの動きをモーションキャプチャしてミクにまったく同じ動きをさせたり、ヘッドマウントディスプレイと組み合わせ、ミクの姿でCGの世界に入り込んだようなバーチャルリアリティを再現したり――といった試みが、ニコニコ動画などで公開されている。
ミクの3Dモデルを自由に動かせるフリーソフト「MikuMikuDance」も、Kinectのドライバに対応した。ダンスが得意な人が、自分の動きをそのままミクに再現させるといったことが簡単に可能になり、ミク動画の可能性がさらに広がりそうだ。
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