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50周年記念式典の開催
2024年8月30日、コスタリカのサンホセ市で、 JICA協力が1974年から開始され50周年となることを記念し、国家企画・経済政策省と記念式典を共催しました。
日本側から、有吉大使、宮崎副理事長、吉田所長、派遣中協力隊員、コスタリカ側から外務大臣、国家企画・経済政策省副大臣、科学・革新・技術・通信副大臣、コスタリカ大学学長、隊員や技術協力、借款等のCP 、裨益者等が参加しました。
式典では、これまでのコスタリカにおけるJICA事業を紹介し、CP機関からも「初代隊員の教え子が今では指導者となり、協力の流れが脈々と繋がっていることを実感。」といった証言をいただき、JICA事業を振り返りました。
また、長きに渡る協力に対して謝意が述べられたと同時に新たな分野での協力隊派遣についての要望や今後の両国の関係強化についても言及されました。加えて、第一副大統領、外務大臣、財務大臣等と宮崎副理事長による面談も別途実施し、当国における事業のプレゼンスをこれまで以上に向上させることを相互に認め合いました。
式典に参加した宮崎副理事長は、「人間の安全保障の根本でもある自由と平和という共通の価値観を持つコスタリカと益々の関係強化のもと、SDGs達成のために協力しあっていくことを期待します。」と述べました。
また、過去50年間で顕著な成果を上げられた方々をJICAコスタリカ所長表彰として表彰しました。式典で披露された音楽演奏では、表彰者である八木哲夫協力隊OV(1975年派遣の協力隊員)の弟子と孫弟子との共演により、技術協力の伝播を目の当たりにしました。最後に吉田所長が、過去50年間の大きな変化のあった世界情勢の中で、国際協力プロジェクト等を通じ、両国民が教育、平和、環境など共通の価値観を培い、心が触れ合う信頼関係築き上げたこと、そして今後とも継続していきたいと、閉会挨拶で締めくくった。
なお式典の様子はコスタリカ外務省ホームページ他、現地の有力紙である El Mundo CR紙電子版にも紹介された。
写真で綴る50周年式典
集合写真
第一副大統領との面談の様子
外務大臣との面談の様子
財務大臣との面談
来賓あいさつ (宮崎副理事長)
18名の現役ボランティアの紹介
所長表彰者7名と吉田所長
閉会の挨拶
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