京都にふるさとあり
ふるさとへの思いを共有し、交流や地元PR活動などを行う「県人会」をご存じでしょうか。京都では、45の県人会が「京都ふるさとの集い連合会(ふるさと連)」として集まり、毎年1月の全国女子駅伝での応援や8月の鴨川納涼での屋台出店など、さまざまな活動を行っています。今年の10月30日、ふるさと連は40年目の節目を迎えました!県人会の魅力は、人の魅力。今回、40年目を記念し、各県人会の魅力的な会員を紹介します。
京都北海道クラブ
鹿取千恵
今金男爵というじゃがいもが有名な北海道今金町出身。京都の仏師の元へ弟子入りし、仏像彫刻の技術を磨いてきました。自宅工房で仏像の修理や制作、木彫などを行っています。主人と今金町ふるさと応援大使をしています。
京都青森県人会 副会長
及川孝
ねぷた祭で有名な青森県の弘前市出身。昭和63年に東京から京都の企業への転籍となってから生産設備開発に携わりました。県人会では20数年間、毎年恒例の屋台村、花見やBBQなど楽しく活動をしています。
京都岩手県人会 副会長 事務局長
高橋豊文
関西では珍しい「ホヤ」を提供する居酒屋が京都岩手県人会発祥の地。「岩手愛」に包まれた人情あふれる出会いがあり、座敷童子が見守り、賢治も啄木も大谷も加わって岩手の話や唄の話が咲き、心がほっこりする県人会です。
京都秋田県人会
坂本信雄
経済企画庁勤務を経て京都学園大学へ。現在、京都先端科学大学名誉教授。もっとも人口減少率が高い秋田県の県人会としては、出身者に限らず、何らかの関わりがある方も含め県人会ファンの集いを目指しましょう!
京都宮城県人会 副会長
鈴木健
仙台市出身。京都の制御機器メーカーで商品開発や新規事業創出に従事。今はシニアの生きがいづくり支援事業に励んでいます。女子駅伝や甲子園でのふるさとチームの応援、鴨川納涼でずんだ餅販売などをしています。
京都山形県人会 事務局長
佐藤久男
芋煮で有名な山形県鶴岡市の出身。京都は今年で48年目。京都で故郷を思い、みんなで「京都の中に山形あり」と言われるように頑張っています。芋煮会の開催は山形をPRする絶好の機会と思っています。
関西福島県人会 常任理事
渡邉裕樹
郡山市出身。京都府立大学を卒業後に帰郷し県庁や団体に勤務し、65歳退任後に明石市の海辺に移住し、流木工芸雑貨の創作を始めました。京都は妻と学生時代を共にした街で、会津藩縁の地を巡る歴史探訪を楽しんでいます。