24日午後1時30分ごろ、沖縄県豊見城市真玉橋の県道11号で、ミキサー車が中央分離帯を乗り越え複数台の車を巻き込む事故があった。巻き込まれた車が、児童デイサービス事業所が入居する県道沿いの建物に押し込まれる形で衝突。事業所の自動ドア5枚が大破し、中の収納棚なども倒されたが、けが人はいなかった。
豊見城署によると、ミキサー車が交差点を右折する際にバランスを崩し、中央分離帯を越えて反対車線に進入。信号待ちをしていた車2台に衝突後、歩道に乗り上げ、5階建てアパート1階テナント前に駐車中の車に追突して止まった。
建物を管理するゴールデンホームの外間美代子さん(70)によると、児童デイは建物の1階中央に入居しており、事故当時、事業所内には複数の職員と児童1人がいた。外間さんは「バンバンバンと大きな音を立てて突っ込んできて怖かった。けが人がいないことが幸いだった」と話した。