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ヤオコー/持株会社「ブルーゾーンホールディングス」設立
2025年01月15日 17:54 / 経営
ヤオコーは1月14日、持株会社制に移行すると発表した。
10月1日を効力発生日とする単独株式移転により、持株会社(完全親会社)「ブルーゾーンホールディングス」を設立する。
株式移転により、ヤオコーは持株会社の完全子会社となるため、9月29日上場廃止となる。持株会社は、東京証券取引所プライム市場に上場申請を行う計画だ。
現在、ヤオコーは、スーパーマーケット業態において、ライフスタイル業態とディスカウント業態の二つのフォーマットを運営している。
持株会社制への移行に伴い、グループ各社が切磋琢磨(せっさたくま)し、自律的成長を目指す。
また、同社グループの考えに共鳴し、独自の「強み」を持つ食品スーパーマーケット企業とは、持株会社のもとさらなる連帯を進めたい考え。
さらに、持株会社制にすることで、グループガバナンスを強化する。グループの経営管理機能と業務執行機能を分離するとともに、業務執行部門である各事業会社でも権限と責任を明確にする。
意思決定の迅速化、事業責任の明確化を図ることで、グループ全体の競争力を強化する。
「グループ売上高1兆円」に向けた基盤づくりを進めるべく、持株会社では、M&A・新規事業開発・ESG対応などのグループ経営の戦略立案、グループ全体のリスク管理、管理部門のシェアードサービスという三つの機能を担う予定だ。
なお、持株会社の名称は、グループが、地域住民にとって、人生を楽しみながら元気に長生きできるコミュニティづくりに役立つ存在でありたいという思いから付けたとしている。
■ブルーゾーンホールディングス
所在地:埼玉県川越市新宿町1-10-1
代表者の役職・氏名:代表取締役社長 川野 澄人
事業内容:グループ会社の経営管理およびこれに付帯する業務
資本金:98億4675万5216円
設立年月日:2025年10月1日
発行済み株式数:4168万1738株
決算期:3月31日
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