Guideline For Cargo Hold Cleaning
Guideline For Cargo Hold Cleaning
Guideline For Cargo Hold Cleaning
1. Purpose
This guideline is for easy understanding by Crew and SI regarding Cargo Hold preparation for
loading Cargo.
However this is only a guide, therefore Crew and Owner shall confirm detail of requirements by
Charterer and Shipper every before loading Cargo.
Calcined petcoke
Cleaning Bituminous
Manganese
Anthracite
Materials
Met coke
Clinkers
Sulphur
Bauxite
Cement
Lime
Salt
<Chemical>
Alkaline cleaners X X X X X X X X X
Acid cleaners X X X
Bleaching chemicals X X
Paint protectors X X X X X X X X X
<Equipment>
Chemical applicator X X X X X X X X X X X X
Water jets X X X X X X X X X X X X X
Powerful water jets (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X)
High-Pressure machine X (X) X (X) (X) X (X) (X) X X X X
Diaphragm pump X X X X X X X X X X X X X
PPE X X X X X X X X X X X X X
Service air compressor X X X X X X X X X X X X X
X: Required (X): Recommended, but not 100% required
5.Consideration
(1) At the discharging port, minimizing of Cargo Residues should be requested to Stevedores.
(2) The Master shall check the condition of each Cargo hold after completion of Cargo works and
discuss with ship’s operator regarding planning of hold cleaning.
(3) In case hold cleaning is required, it shall be carried out as long as possible if circumstances
allow.
(4) Condition of all Cargo hold should be re-checked before arrival loading port, if possible.
END
1.目的
この基準は、ばら積み貨物を積載する前に要求されるホールドコンディションの要件を乗組員及びSIが容
易に理解できるようまとめたものである。
しかしながら、この基準は単なる目安である為、船長及び船主は傭船者と荷送人の要件を都度確認しなけ
ればならない。
2.掃除の方法及び程度
方法 要求事項 典型的な貨物
ロードオントップ 傭船者が認めれば、揚荷後、特に掃除を行わずそのまま次の貨物を積載する(ロ
連続で同じ貨物を ードオントップ)場合がある。
輸送する場合。 しかし、ロードオントップを行う場合であっても、数航海毎に定期的に掃除を
行う事は、ひどいステインの防止や、セメント等の硬化した残渣の堆積の防止
の為に効果がある。
シャベルクリーン 重機(ブルドーザー、ホイールローダー、ボブキャット、ショベルカー等)のア
シストにより揚荷後、残った貨物残渣をステベもしくは乗組員により簡単にス
ウィーピングした後、揚げる方法。注意事項として、貨物残渣を海上投棄する
際は、必ず事前に荷送人より提供されたCargo Informationを参照し、環境有
害物質でない事を確認すること。
ノーマルクリーン ・スウィーピング及び貨物残渣の除去 ・ボーキサイト
傭船者からの特別 ・海水洗浄 ・石炭
な要求または傭船 ・ビルジウェルクリーニング ・鉄鉱石
契約に特段の要件 ・清水リンス ・石油コークス
がない場合。 ・ドライアップ ・塩
グレンクリーン ・以前の貨物残渣及び次貨物に付着する可能性の ・セメント
一般的に要求され あるステインがないこと ・肥料
る基準。 ・ルーズラスト、ペイントフレーク・ブリスター ・穀物(トウモロコシ、大
ハイレベルな洗浄 (気泡)が無いこと 麦、大豆、小麦等)
度が要求される。 ・その他異物がないこと ・鉱物精鉱
・ドライアップしていること ・シードケーキ
・異臭、汚染がないこと ・砂糖
・硫黄
ホスピタルクリーン ・グレンクリーンの要求に加え、タンクトップ・ホ ・アルミナ
厳格な洗浄度が要 ールド内の全ての構造物を含むホールド及びハ ・バライト(重晶石)
求される。 ッチカバー表面の全面塗装が要求される。 ・クロム鉱石
・傭船者及び荷送人の要求によっては、タンクト ・肥料
ップ塗装不要、もしくは貨物の積載高さまでの塗 ・蛍石
装等で許容される場合があるので、過去の実績等 ・ミネラルサンド(シリカ
を事前に確認する事。 サンド)
・米(バラ積)
・ソーダ灰
・木材パルプ
ピッチコークス︵ペンシルピッチ︶
焼成石油 コーク ス
資材
製司コー クス
ボーキサ イト
クリンカ ー
マンガン
セメント
瀝青炭
無煙炭
硫黄
石灰
塩
<ケミカル> X X X X X X X X X
アルカリクリーナ X X X
ー X X
酸性クリーナー X X X X X X X X X
漂白剤
塗装保護剤
<機器>
ケミカルアプリケ X X X X X X X X X X X X
ーター
ウォータージェット X X X X X X X X X X X X X
強力ウォータージ (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X) (X)
ェット
ダイヤフラムポンプ X X X X X X X X X X X X X
保護具 X X X X X X X X X X X X X
空気圧縮機 X X X X X X X X X X X X X
X: 要求 (X): 推奨, 但し、100%は要求されない。
5.留意点
(1) 揚地において、荷役関係者に貨物残渣を極力少なくするよう依頼する。
(2) 船長は揚荷終了後の各船艙の状態を把握し、航海中における掃除計画について運航担当者と打合わせ
る。
(3) 本船にて船艙掃除が必要と判断された場合、状況が許す限り掃除を実施する。
(4) 可能であれば、積地入港前に船艙の状態を再度点検する。
以 上