そろそろ(おまえらの)DevOpsについて一言いっておくか

Editor's Notes

1. Flickrの発表「10+ Deploys Per Day」を知らんのか？
2. 黙れ、小僧！毎日頻繁にデプロイするにはDevとOpsのコラボは必須ではないか！！
3. DevとOpsのコラボだけじゃ毎日頻繁にデプロイなんてできない。そう、IaC以外ではね！つまり、IaCが本質だ！
4. 何を言っているんだ、それら全てをひっくるめて自動化じゃないか、つまり自動化こそが本家DevOps！
5. こういう状態を評す言葉があります。
6. 伝統的な組織では、開発部門と運用部門は対立しています。
7. なぜか？まず開発者は新しい機能を追加していきたいのですが、運用者は安定稼働したシステムに手を加えたくないためです。機能の追加にはシステムに変更を加えるため、両者の利害が対立しているわけです。
8. しかし、運用者の目的もシステムの安定稼働ではありません。
9. 運用者の目的もビジネスの実現です。もちろん、これは開発者も同様です。
10. しかし、ビジネスを進めて行くには変化が必要です。だから開発者もビジネスを進める、実現するために変更を加え続けているわけです。
11. とはいえ、変化・変更をシステムに加えることはシステムダウンの原因にもなりえます。どうすればよいでしょうか？ニトリなんてそれの良い例です。
12. 変化・変更によるリスクを低くすればいいわけです。そう、ツールと社内文化によって。
13. そのためには開発者と運用者が協力し合わなければならないわけです。これがDevOpsと言われる所以です。
14. 原典では「こうしたツールと企業文化の実現は簡単ではない」としつつ、その実現に必要なツールと文化の要素を次のように紹介しています。 T4. 何時何分に発火すると設定できるもの、これがないとインフラさん深夜2時にリリースよろしくニキーってなります。T6.ChatOps、C4.非難するのを避けましょうといった具合です。
15. DevOpsと言うと大抵こういった図が出てきます。
16. デプロイはこの部分です。
17. 有名なリンスタのFBLで言うと
18. デプロイはこの部分です。
19. 分かり易く、デプロイ回数を消してみましょう。
20. この対比
21. 大事なことになかなか気づかないようなので、少し話を変えてみましょう。
22. 「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」で有名なサイモン・シネックが提唱したGolden Circleをご存知でしょうか？
23. こんな感じのやつです。
24. こんな感じのやつです。
25. こんな感じのやつです。
26. これで考えてみましょう
27. WhatないしはHowしかありません。つまり、優れていないリーダーのアプローチということです。
28. 「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」で有名なサイモン・シネックが提唱したGolden Circleで最も重要なWhyがないわけです。だからみんな好き勝手言っているわけです。
29. では原典ではどうでしょうか？
30. その解決策として、「DevとOpsのコラボ」「IaC」「自動化」などが必要だと言っているわけです。
31. その結果、10+Deploys Per Dayになると
32. 原典を理解せずにあーだーこーだーいっても意味がない、全くムダ
33. スピーカーは〜
34. 最後までご静聴ありがとうございました。