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高校生のための情報リテラシー
~第2部「高校生のためのソーシャルメディア活用術」~
2017年8月1日(火)
ゲーム・アプリケーション研究室
河野義広
高大連携教育プログラム
情報活用力育成講座 ~未来を拓く「情報」を学ぶ~
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
自己紹介
 名前:河野 義広(かわの よしひろ)
 所属:ゲーム・アプリケーション研究室
 専門:情報工学、社会情報学
 社会的課題をシステムで解決する!
 実生活すべてが研究対象
 ソーシャルメディアを「いかに人生に活かすか!」
 研究テーマ:サイバーワールド
 分散仮想環境におけるヒューマンコミュニケーション
 仮想化技術を用いた自律分散協調型Webクローラの開発
 なりたい自分でつながるソーシャルメディア開発
 地域活動を通じた学生の主体性向上と情報発信Webサイト
2
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
河野の情報発信
 ソーシャルアカウント
 Twitter:@yoshi_kawano
 Facebook:河野 義広
 ブログ
 個人ブログ:「穏やかに楽しく生きる」研究者のブログ
 ITmediaでのブログ連載:アカデミックが見た社会
3
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
本日のメニュー
 授業の進め方と到達目標
 ソーシャルメディアとは?
 コミュニケーションツール
 ソーシャルメディアリテラシー
 パーソナルブランディング
4
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
皆さんに質問
 Twitterを使っている?
5
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
皆さんに質問
 Facebookを使っている?
6
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
皆さんに質問
 LINEを使っている?
7
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
皆さんに質問
 ブログを持っている?
8
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
背景と授業の目的
 背景
 Twitter、Facebookなどのソーシャルメディアの普及
 スマートフォンの普及によるモバイル環境の変化
⇒ソーシャルメディア活用による社会変革
 目的
 ソーシャルメディアを使いこなすだけでなく、世の中に目
を向け、今後の時代を生き抜くヒントを探ることを目指す
9
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
授業の進め方
 実施内容
 ソーシャルメディアの使い方や現状の解説
 ソーシャルメディアの活用方法と演習
 Googleのアカウントを作成します
 Twitter、Facebookは紹介のみ
 個人ワークでのワークシート記入
 5名程度のグループでのディスカッション
 進め方
 個人ワークと演習、ディスカッションを重視します
 質問がある方は遠慮せずにお願いいたします
 学生サポートも付いておりますので気軽にお尋ねください
10
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
クラウド(Cloud)とは?
 概要
 インターネット上に計算資源、データ領域を確保
 多くのサービスがWebブラウザのみで利用可能
11
インターネット
SNS
動画
メール
地図
買い物
利用
端末
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Googleの活用
 Googleサービス
 Googleが提供する各種Webサービス
 検索、メール、ニュース、路線検索、買い物
 ドキュメント、グループ、ブログ
 Googleドライブ
 文書、表計算、プレゼンの資料作成&共有が可能
 演習では、ディスカッションの回答作成に利用
 文書は共有しますので、削除しないでください
 各自、ノートとしてご利用ください
 得られた気付き、まとめを書いてください
12
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Googleドライブの利用
 Web上で文書の作成と共有が可能
13
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Googleドライブでの文書作成
 文書はリアルタイムで共有可能
14
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
ソーシャルメディアとは?
 質問
 ソーシャルメディアという言葉を聞いた事がありますか?
15
ソーシャル メディア(Social Media)
社会性のある 媒体=情報を伝えるもの
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
ソーシャルメディアの特徴
 マスメディアの特徴
 例:新聞、テレビ、雑誌、ラジオなど
 新聞社、放送局などから大衆に向けた一方的な情報発信
 一部のプロのみが情報発信する
 ソーシャルメディアの特徴
 例:ブログ、Twitter、Facebookなど
 誰もが参加・発言できる
 双方向でのやり取り
 情報の拡散(リツイート、いいね!)
16
一人ひとりが主役、個人が活躍する時代
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皆さんに質問
 この中でいくつのサービスを使っている?
17
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Googleのアカウント作成
まずはGoogleのアカウント
を作成します
18
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Googleのアカウント作成(1)
 手順
 Googleのアカウント作成で必要事項を入力する
 文字列の画像認証が必要
 携帯電話を利用して認証コードを入力する
※既にアカウントをお持ちの方は、そちらをご利用ください
※Android携帯の方は、アカウントがあるはずです
 注意事項
 名前、誕生日等は正確に入力してください
 携帯電話での認証が必要となる場合があります
19
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Googleのアカウント作成(2)
 アカウント作成画面
20
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Googleのアカウント作成(3)
 登録項目
 自分の「姓」「名」を入力
 ユーザ名は任意
 パスワードはログイン時に必要
 「誕生日「性別」は必須
 「携帯電話」「アドレス」は任意
 パスワード再設定時に利用する
21
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Googleのアカウント作成(4)
 アカウント作成前の確認
 2つの「単語」と「国」を入力
 「利用規約とプライバシー
ポリシー」にチェック
 「次のステップ」をクリック
22
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Googleのアカウント作成(5)
 プロフィール作成画面
 後でも設定できるので、「次のステップ」へ
 次の画面で「開始」をクリックして開始する
23
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
ソーシャルメディアの特徴・魅力
Twitter、Facebook、Pinterest
について簡単に説明します
24
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Twitter
 ゆるいつながりでのコミュニケーション
 日常の出来事、面白い情報をつぶやく
Aさん Bさん Cさん
フォローしている人
Xさん
フォローされている人
Yさん Zさん
自分
自分が
フォローした
自分が
フォローされた
メッセージメッセージ
メッセージ
メッセージ メッセージ
メッセージ
メッセージ
メッセージ
フォローしている人の
メッセージが
次々に送られてくる
自分のメッセージが
フォローしている人に
送られる
Twitterの基本的な仕組み 25
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Twitterの魅力
 優れた情報収集能力
 気になる人をフォロー(ソーシャルフィルタリング)
 Google検索では得られない情報収集
 即時性の高い情報伝達能力
 手軽な情報発信ツール
 リツイートによる情報の拡散
 パーソナルブランディング
 自己PRのプラットフォーム
 インターネット上に公開
26
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Facebookの概要
 基本理念
 ソーシャルグラフ(人間関係)でつながる
 個人と結び付くため、原則1アカウント
 実名登録制。偽名での登録はアカウント停止の可能性
27
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
「いいね!」ボタン
 Webの記事、Webページに付けられるボタン
 クリックすることで、友達におすすめできる
 Facebook上の友達のおすすめがわかる
 Web上に自分の足跡を残すことができる
28
いいね!ボタン
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Facebookの魅力
 いいね!の力
 Webの記事をFB友達におすすめできる
 友達が勧めるなら見てみよう
 WebがLinkだけでなくLikeでつながる
 人探しに便利
 名前で簡単に検索可
 誰と友達か可視化
 イベント参加者リスト
29
いいね!ボタン
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Facebookの留意点
 登録後、まず最初にやること
 プライバシー設定
 情報の公開範囲の設定、写真、経歴、生年月日など細かく設定可
 経歴、好きなもの、活動などの登録
 ネット上のアイデンティティの形成
 友達の承認は慎重に
 スパムアカウントによる友達リクエストの流行
 アプリにも注意が必要
 ゲームアプリの利用は慎重に
 個人情報を取得するスパムアプリの存在
30
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
プライバシー設定の確認(1)
31
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
プライバシー設定の確認(2)
32
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
LINEの概要
 LINEの特徴
 音声通話やチャットが可能なメッセージアプリ
 LINEの魅力
 分かりやすいユーザインタフェース(使い勝手がよい)
 スタンプ機能による感情表現
 基本はメールの感覚に近い
33
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
LINEでのトラブル事例
 活用事例
 LINEグループでのコミュニケーション
 友達、部活、サークル、ゼミ、新入社員などでグループ作成
 メーリングリストの同様の役割
 トラブル事例
 知らない人が友達リストに自動追加される
 電話番号=IDのため、機種変で自動登録の可能性あり
 やり取りをやめられず、社会生活に支障をきたす
 仲間外れになるのを恐れて、深夜まで返信してしまう
 ツールの問題ではなく、人の問題
34
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
LINEでの友達自動追加しない設定
35
チェックを外す
チェックはあってもよい
設定→友だち 設定→プライバシー管理
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Pinterest
 自分のコルクボードに好きな写真を集めるイメージ
 自分の集めた写真を誰かに見せる
36
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Pinterestの魅力
 見ているだけで癒される
 言葉は要らないので楽に見られる
 疲れた時には何も考えずに眺めるだけ
 自分だけのボードが作れる
 気に入った写真を集めて
自分だけのボードを作る
 他人の趣味が分かる
 フォローした人が好きな
写真が分かる
 趣味が近い人との情報交換
37
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
コミュニケーションツールの利用調査
 コミュニケーションツール
 グループでのコミュニケーションに特化したツール
 掲示板、スケジュール、タスク管理、メンバー管理など
 コミュニケーションツールのアンケート
 以下のURLにアクセスし、アンケートにお答えください
 https://goo.gl/AK7DsZ
 回答時間:5分
38
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コミュニケーションツールの分類
個別の連絡 複数人での情報共有
オープン
(第三者にも見える)
Twitterのリプライ 電子掲示板、質問サイト、
ブログ
クローズ
(相手にしか見えない)
電話、メール、LINE メーリングリスト、グルー
プチャット
39
 分類方法
 対象者:個別 or 複数
 公開範囲:オープン、クローズ
 普段使うツールがどこに分類されるか考えよう
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
演習準備
 Googleドライブの利用
 メニューからドライブを選択
 文書、表計算、スライドが利用可
 Googleドキュメントの作成
 新規からドキュメント作成
 ファイル名の指定
 高大連携授業レポート(名前)
 共有先:教員、サポート学生
40
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
レポートのサンプル
 必要事項
 タイトル、日付、高校名、氏名
 各テーマの回答を1つのファイルに書く
41
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
テーマ(1)
 あなたが普段使っているコミュニケーションツールを
分類し、利点・欠点をまとめてみよう
 用途:誰とどのような情報を共有しているか
 利点・欠点:活用方法や問題点を考える
 個人ワーク・グループディスカッション
 ワークシートに記入しましょう:10分
 グループでの議論・共有:10分
 Googleドライブでグループの回答作成:10分
 作業時間:30分
42
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
情報の公開範囲とプライバシー
ソーシャルメディアを利用する際の
プライバシーについて考えてみましょう
43
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
ソーシャルメディア利用の心得
 情報の公開範囲
 あなたの情報を見られる人は?
 友達との写真をアップする時に確認しますか?
 ネット上の友達はどういう人ですか?
 ソーシャルメディア心得:基本は現実世界と同じ
 具体的な対策
 友達の管理→誰と友達になるかを考える(友達ポリシー)
 相手のことを考える→自分が言って欲しくないことは言わない
 見られている意識を持つ→内輪だけの話しでも誰かに見られている
 ソーシャルメディアの問題ではない、あくまでも人の問題
 匿名だからと言って不用意な発言をしない
 ネット上で発言したからではなく、そういう人間性が問題 44
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実名・仮名・匿名
タイプ 定義 メリット デメリット
実名 現実世界で
使用する名称
・新しい人間関係の構築
・自分のブランディング
・問題が自分自身や所属組織に
返ってくる
匿名 個人を特定
できない名称
・肩書に関係なく自由
に発言できる
・閲覧者から信じてもらえない
可能性がある
仮名 ハンドル名 ・ネット上で信頼を獲得
すれば、発信者として
影響力を持てる
・実名と比較して信憑性に劣る
45
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ソーシャルメディアリテラシーとは
 ソーシャルメディアをうまく活用できる能力
 トラブルに適切に対応できること
 情報の公開範囲を管理できること
 他者と適切にコミュニケーションが取れること
 ソーシャルメディアを使った人付き合い
 基本は普段のコミュニケーションと一緒
 単にいろんな人が見ているだけ(インターネット上で)
 ツールは単なる手段であり、本質は道徳と通じる
 相手のことを考えて発言する
 相手が言って欲しくないこと、相手を傷付ける発言はしない
 当たり前のことができれば、特に恐れることはない
46
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
友達ポリシー
 あなたなら、どんな人と友達になりますか?
47
ク
ロ
ー
ズ
友
達
に
な
ら
な
い
家
族
・
親
友
の
み
友
達
顔
見
知
り
見
か
け
た
こ
と
が
あ
る
共
通
の
友
達
が
い
る
誰
で
も
O
K
!オ
ー
プ
ン
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
情報発信で大切なこと
 大切なこと
 ソーシャルメディアを使った人付き合いは現実と同じ
 インターネット上に公開されている意識を持つ
 相手のことを考えて発言する
 相手が言って欲しくないこともある
 友達ポリシーは実際の人間関係と合わせて考える
 透明性の時代には真摯な対応が求められる
 実際に使ってみないと分からない部分も多いので、
これから使っていきましょう
48
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
テーマ(2)
 ソーシャルメディアを使うことに対する心配
 あなたのご両親や学校の先生はどのような心配を
していると思いますか?
 その心配に対して、どう答えることができますか?
 個人ワーク・グループディスカッション
 ワークシートに記入しましょう:10分
 グループでの議論・共有:10分
 Googleドライブでグループの回答作成:10分
 作業時間:30分
 2~3のグループに発表をお願いします
49
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
ソーシャルメディア活用と情報リテラシー
 社会的背景
 ソーシャルメディアの急速な普及
 Twitter、Facebook、LinkedInなど
 様々な情報(人々の考え方、価値観)の流通や人脈形成
 社会的課題解決の必須スキル
 世の中にあるほとんどの課題は、一人では解決できない
 それぞれの人の考え方や価値観が異なるため
 ソーシャルメディア活用は社会的課題解決の必須スキル
 情報リテラシーの重要性
 時間的・空間的な制約を受けず情報交換できるツール
 “情報”の扱い方に関する適切な知識=『情報リテラシー』 50
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パーソナルブランディング
『自分ブランド』を考えてみましょう
51
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
考えてみましょう(2)
 あなたの『自分ブランド』を考えてみましょう
 そもそもブランドって?
 他と差別化するための概念、他人が抱くイメージ・評判
 あなたの強みは何でしょうか?
 地元の地理に詳しい、協力してくれる仲間がいる、など
 あなたはどういう人だと思われたいですか?
 学校内、家庭内でのブランディングは?
 考えてみましょう
 ソーシャルメディアはどのように活用できるでしょうか?
52
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
ソーシャルメディアで切り拓く未来
 パーソナルブランディングとは
 自分の理想と周囲からのイメージを一致させるための活動
 なりたい自分を決め、強みを明確にする(内面)
 自分のことを発信し、強みを知ってもらう(外面)
 ソーシャルメディアの時代は個人が活躍する時代
 パーソナルブランディングが強みを活かす上で重要
 『自分で未来を設計し、人生を切り拓く力』を養う
 ソーシャルメディアリテラシーの重要性
 ソーシャルメディア上での積極的な情報発信と人脈形成
53
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
私の経験
 Twitter、Facebookなどで自分を表現しています
 情報収集、自己PRの場として活用
 積極的に情報発信していると注目されることがある
 そこで知り合った人と実際に会って情報交換
 Twitterをきっかけに出会った方々についてお話します
 いろいろな人と知り合うきっかけ
⇒今、非常に面白い世の中になっています!
54
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
勉強会で出会った方々
 オトナの知的好奇心を満たす夜の勉強会
 世話人:小室 吉隆さん(@livegroove)
 eラーニングシステムの会社勤務
 勉強会、懇親会が好き
 参考:http://knowledgecommons.net/
 勉強会を通じた出会い
 初めての参加:LinkedIn勉強会 2011.5.11
 情報大着任後に東京に出やすくなった
 主催:谷口 正樹さん(@taniyang)
 谷口さんのTwitterで勉強会を知った
 ワイン好き
55
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
Twitterがきっかけ
56
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
その後の交流のきっかけ
 様々な勉強会・イベントに参加し人脈を広げる
57
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
学会のイベント企画にもつながる!
58
社会情報学会@早稲田 若手カンファレンス 2013.9.13
テーマ「都市空間と情報化される大学・大学生・大学街」
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出会いを通じて感じたこと
 自分にとって「よい人脈がやってくる」ことがある
 情報発信を続けることで誰かに気付いてもらえる
 特にTwitterは思いがけない人と知り合うきっかけ
 「実践する」ことが大切
 ソーシャルメディアは実際に使ってみないと分からない
 「自分の事」として実感が伴わないと理解できない
 何よりも「継続」が大切
 無理なく使っていけることが大切
 そのためのモチベーション(使う動機)が重要
59
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河野の人脈マップ
60
ベテラン 新進気鋭
ともに活動
活動に注目
先駆者
いつか追い付きたい
同志
切磋琢磨する仲間
ライバル
未来で交わる時が来る
メンター
生き方に学ぶ
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
メンターを探せ!
 あなたにとってメンターはいますか?
 悩んでいるときによいアドバイスをくれる人
 例:両親、先生、社会人の友達、歴史上の人物や本でもOK
 メンターは何人いてもよい
 何か活動していく際はメンターの存在が重要
 困ったときの助けになる
 あなたのメンターを探してみましょう
 ソーシャルメディアを活用しメンターを探す!
61
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
ソーシャルメディア最前線
 現状
 様々なソーシャルメディアが登場
 凄まじい速度での技術革新、社会変革
 ソーシャルメディアの使い分けが大切
 それぞれに特徴があり、どれが一番とかはない
 自分に合った使い方を考え、実践する必要がある
 今後
 ソーシャルメディアリテラシー
 情報発信のメリット・デメリットの理解
 ソーシャルメディアデバイド
 使いこなす人とそうでない人の間の格差(情報・知識・機会の差)
62
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
ソーシャルメディアデバイド
 ソーシャルメディアデバイドとは?
 ソーシャルメディアを使いこなせる人とそうでない人
との間に生じる格差(=デバイド)
 使いこなせる人
 得られる情報の質・量・入手速度
 構築できる人脈
 到達可能な知識(Web上の知識にアクセスできる鍵)
⇒格差が拡がることが予想される
 是非、活用して未来を切り拓いてください!
63
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
まとめ
 今回の内容
 ソーシャルメディアの概要
 情報の公開範囲とプライバシー
 ソーシャルメディアリテラシー
 個人ワーク・グループディスカッション
 皆さんが持ち帰ったことを教えてください
64
TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES
テーマ(3)
 あなたの強みは何だと思いますか?
 キャッチコピーを考えてみましょう!
 ソーシャルメディアをどのように活用できるでしょうか?
 個人ワーク
 ワークシートに記入しましょう:5分
 Googleドライブで個人の回答作成・今日の感想:10分
 作業時間:15分
 これで今日の授業は終了です!お疲れ様でした!
65

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高大連携授業20170801

  • 2. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 自己紹介  名前:河野 義広(かわの よしひろ)  所属:ゲーム・アプリケーション研究室  専門:情報工学、社会情報学  社会的課題をシステムで解決する!  実生活すべてが研究対象  ソーシャルメディアを「いかに人生に活かすか!」  研究テーマ:サイバーワールド  分散仮想環境におけるヒューマンコミュニケーション  仮想化技術を用いた自律分散協調型Webクローラの開発  なりたい自分でつながるソーシャルメディア開発  地域活動を通じた学生の主体性向上と情報発信Webサイト 2
  • 3. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 河野の情報発信  ソーシャルアカウント  Twitter:@yoshi_kawano  Facebook:河野 義広  ブログ  個人ブログ:「穏やかに楽しく生きる」研究者のブログ  ITmediaでのブログ連載:アカデミックが見た社会 3
  • 4. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 本日のメニュー  授業の進め方と到達目標  ソーシャルメディアとは?  コミュニケーションツール  ソーシャルメディアリテラシー  パーソナルブランディング 4
  • 5. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 皆さんに質問  Twitterを使っている? 5
  • 6. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 皆さんに質問  Facebookを使っている? 6
  • 7. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 皆さんに質問  LINEを使っている? 7
  • 8. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 皆さんに質問  ブログを持っている? 8
  • 9. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 背景と授業の目的  背景  Twitter、Facebookなどのソーシャルメディアの普及  スマートフォンの普及によるモバイル環境の変化 ⇒ソーシャルメディア活用による社会変革  目的  ソーシャルメディアを使いこなすだけでなく、世の中に目 を向け、今後の時代を生き抜くヒントを探ることを目指す 9
  • 10. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 授業の進め方  実施内容  ソーシャルメディアの使い方や現状の解説  ソーシャルメディアの活用方法と演習  Googleのアカウントを作成します  Twitter、Facebookは紹介のみ  個人ワークでのワークシート記入  5名程度のグループでのディスカッション  進め方  個人ワークと演習、ディスカッションを重視します  質問がある方は遠慮せずにお願いいたします  学生サポートも付いておりますので気軽にお尋ねください 10
  • 11. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES クラウド(Cloud)とは?  概要  インターネット上に計算資源、データ領域を確保  多くのサービスがWebブラウザのみで利用可能 11 インターネット SNS 動画 メール 地図 買い物 利用 端末
  • 12. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Googleの活用  Googleサービス  Googleが提供する各種Webサービス  検索、メール、ニュース、路線検索、買い物  ドキュメント、グループ、ブログ  Googleドライブ  文書、表計算、プレゼンの資料作成&共有が可能  演習では、ディスカッションの回答作成に利用  文書は共有しますので、削除しないでください  各自、ノートとしてご利用ください  得られた気付き、まとめを書いてください 12
  • 13. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Googleドライブの利用  Web上で文書の作成と共有が可能 13
  • 14. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Googleドライブでの文書作成  文書はリアルタイムで共有可能 14
  • 15. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアとは?  質問  ソーシャルメディアという言葉を聞いた事がありますか? 15 ソーシャル メディア(Social Media) 社会性のある 媒体=情報を伝えるもの
  • 16. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアの特徴  マスメディアの特徴  例:新聞、テレビ、雑誌、ラジオなど  新聞社、放送局などから大衆に向けた一方的な情報発信  一部のプロのみが情報発信する  ソーシャルメディアの特徴  例:ブログ、Twitter、Facebookなど  誰もが参加・発言できる  双方向でのやり取り  情報の拡散(リツイート、いいね!) 16 一人ひとりが主役、個人が活躍する時代
  • 17. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 皆さんに質問  この中でいくつのサービスを使っている? 17
  • 18. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Googleのアカウント作成 まずはGoogleのアカウント を作成します 18
  • 19. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Googleのアカウント作成(1)  手順  Googleのアカウント作成で必要事項を入力する  文字列の画像認証が必要  携帯電話を利用して認証コードを入力する ※既にアカウントをお持ちの方は、そちらをご利用ください ※Android携帯の方は、アカウントがあるはずです  注意事項  名前、誕生日等は正確に入力してください  携帯電話での認証が必要となる場合があります 19
  • 20. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Googleのアカウント作成(2)  アカウント作成画面 20
  • 21. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Googleのアカウント作成(3)  登録項目  自分の「姓」「名」を入力  ユーザ名は任意  パスワードはログイン時に必要  「誕生日「性別」は必須  「携帯電話」「アドレス」は任意  パスワード再設定時に利用する 21
  • 22. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Googleのアカウント作成(4)  アカウント作成前の確認  2つの「単語」と「国」を入力  「利用規約とプライバシー ポリシー」にチェック  「次のステップ」をクリック 22
  • 23. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Googleのアカウント作成(5)  プロフィール作成画面  後でも設定できるので、「次のステップ」へ  次の画面で「開始」をクリックして開始する 23
  • 24. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアの特徴・魅力 Twitter、Facebook、Pinterest について簡単に説明します 24
  • 25. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Twitter  ゆるいつながりでのコミュニケーション  日常の出来事、面白い情報をつぶやく Aさん Bさん Cさん フォローしている人 Xさん フォローされている人 Yさん Zさん 自分 自分が フォローした 自分が フォローされた メッセージメッセージ メッセージ メッセージ メッセージ メッセージ メッセージ メッセージ フォローしている人の メッセージが 次々に送られてくる 自分のメッセージが フォローしている人に 送られる Twitterの基本的な仕組み 25
  • 26. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Twitterの魅力  優れた情報収集能力  気になる人をフォロー(ソーシャルフィルタリング)  Google検索では得られない情報収集  即時性の高い情報伝達能力  手軽な情報発信ツール  リツイートによる情報の拡散  パーソナルブランディング  自己PRのプラットフォーム  インターネット上に公開 26
  • 27. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Facebookの概要  基本理念  ソーシャルグラフ(人間関係)でつながる  個人と結び付くため、原則1アカウント  実名登録制。偽名での登録はアカウント停止の可能性 27
  • 28. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 「いいね!」ボタン  Webの記事、Webページに付けられるボタン  クリックすることで、友達におすすめできる  Facebook上の友達のおすすめがわかる  Web上に自分の足跡を残すことができる 28 いいね!ボタン
  • 29. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Facebookの魅力  いいね!の力  Webの記事をFB友達におすすめできる  友達が勧めるなら見てみよう  WebがLinkだけでなくLikeでつながる  人探しに便利  名前で簡単に検索可  誰と友達か可視化  イベント参加者リスト 29 いいね!ボタン
  • 30. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Facebookの留意点  登録後、まず最初にやること  プライバシー設定  情報の公開範囲の設定、写真、経歴、生年月日など細かく設定可  経歴、好きなもの、活動などの登録  ネット上のアイデンティティの形成  友達の承認は慎重に  スパムアカウントによる友達リクエストの流行  アプリにも注意が必要  ゲームアプリの利用は慎重に  個人情報を取得するスパムアプリの存在 30
  • 31. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES プライバシー設定の確認(1) 31
  • 32. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES プライバシー設定の確認(2) 32
  • 33. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES LINEの概要  LINEの特徴  音声通話やチャットが可能なメッセージアプリ  LINEの魅力  分かりやすいユーザインタフェース(使い勝手がよい)  スタンプ機能による感情表現  基本はメールの感覚に近い 33
  • 34. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES LINEでのトラブル事例  活用事例  LINEグループでのコミュニケーション  友達、部活、サークル、ゼミ、新入社員などでグループ作成  メーリングリストの同様の役割  トラブル事例  知らない人が友達リストに自動追加される  電話番号=IDのため、機種変で自動登録の可能性あり  やり取りをやめられず、社会生活に支障をきたす  仲間外れになるのを恐れて、深夜まで返信してしまう  ツールの問題ではなく、人の問題 34
  • 35. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES LINEでの友達自動追加しない設定 35 チェックを外す チェックはあってもよい 設定→友だち 設定→プライバシー管理
  • 36. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Pinterest  自分のコルクボードに好きな写真を集めるイメージ  自分の集めた写真を誰かに見せる 36
  • 37. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Pinterestの魅力  見ているだけで癒される  言葉は要らないので楽に見られる  疲れた時には何も考えずに眺めるだけ  自分だけのボードが作れる  気に入った写真を集めて 自分だけのボードを作る  他人の趣味が分かる  フォローした人が好きな 写真が分かる  趣味が近い人との情報交換 37
  • 38. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES コミュニケーションツールの利用調査  コミュニケーションツール  グループでのコミュニケーションに特化したツール  掲示板、スケジュール、タスク管理、メンバー管理など  コミュニケーションツールのアンケート  以下のURLにアクセスし、アンケートにお答えください  https://goo.gl/AK7DsZ  回答時間:5分 38
  • 39. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES コミュニケーションツールの分類 個別の連絡 複数人での情報共有 オープン (第三者にも見える) Twitterのリプライ 電子掲示板、質問サイト、 ブログ クローズ (相手にしか見えない) 電話、メール、LINE メーリングリスト、グルー プチャット 39  分類方法  対象者:個別 or 複数  公開範囲:オープン、クローズ  普段使うツールがどこに分類されるか考えよう
  • 40. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 演習準備  Googleドライブの利用  メニューからドライブを選択  文書、表計算、スライドが利用可  Googleドキュメントの作成  新規からドキュメント作成  ファイル名の指定  高大連携授業レポート(名前)  共有先:教員、サポート学生 40
  • 41. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES レポートのサンプル  必要事項  タイトル、日付、高校名、氏名  各テーマの回答を1つのファイルに書く 41
  • 42. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES テーマ(1)  あなたが普段使っているコミュニケーションツールを 分類し、利点・欠点をまとめてみよう  用途:誰とどのような情報を共有しているか  利点・欠点:活用方法や問題点を考える  個人ワーク・グループディスカッション  ワークシートに記入しましょう:10分  グループでの議論・共有:10分  Googleドライブでグループの回答作成:10分  作業時間:30分 42
  • 43. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 情報の公開範囲とプライバシー ソーシャルメディアを利用する際の プライバシーについて考えてみましょう 43
  • 44. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディア利用の心得  情報の公開範囲  あなたの情報を見られる人は?  友達との写真をアップする時に確認しますか?  ネット上の友達はどういう人ですか?  ソーシャルメディア心得:基本は現実世界と同じ  具体的な対策  友達の管理→誰と友達になるかを考える(友達ポリシー)  相手のことを考える→自分が言って欲しくないことは言わない  見られている意識を持つ→内輪だけの話しでも誰かに見られている  ソーシャルメディアの問題ではない、あくまでも人の問題  匿名だからと言って不用意な発言をしない  ネット上で発言したからではなく、そういう人間性が問題 44
  • 45. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 実名・仮名・匿名 タイプ 定義 メリット デメリット 実名 現実世界で 使用する名称 ・新しい人間関係の構築 ・自分のブランディング ・問題が自分自身や所属組織に 返ってくる 匿名 個人を特定 できない名称 ・肩書に関係なく自由 に発言できる ・閲覧者から信じてもらえない 可能性がある 仮名 ハンドル名 ・ネット上で信頼を獲得 すれば、発信者として 影響力を持てる ・実名と比較して信憑性に劣る 45
  • 46. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアリテラシーとは  ソーシャルメディアをうまく活用できる能力  トラブルに適切に対応できること  情報の公開範囲を管理できること  他者と適切にコミュニケーションが取れること  ソーシャルメディアを使った人付き合い  基本は普段のコミュニケーションと一緒  単にいろんな人が見ているだけ(インターネット上で)  ツールは単なる手段であり、本質は道徳と通じる  相手のことを考えて発言する  相手が言って欲しくないこと、相手を傷付ける発言はしない  当たり前のことができれば、特に恐れることはない 46
  • 47. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 友達ポリシー  あなたなら、どんな人と友達になりますか? 47 ク ロ ー ズ 友 達 に な ら な い 家 族 ・ 親 友 の み 友 達 顔 見 知 り 見 か け た こ と が あ る 共 通 の 友 達 が い る 誰 で も O K !オ ー プ ン
  • 48. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 情報発信で大切なこと  大切なこと  ソーシャルメディアを使った人付き合いは現実と同じ  インターネット上に公開されている意識を持つ  相手のことを考えて発言する  相手が言って欲しくないこともある  友達ポリシーは実際の人間関係と合わせて考える  透明性の時代には真摯な対応が求められる  実際に使ってみないと分からない部分も多いので、 これから使っていきましょう 48
  • 49. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES テーマ(2)  ソーシャルメディアを使うことに対する心配  あなたのご両親や学校の先生はどのような心配を していると思いますか?  その心配に対して、どう答えることができますか?  個人ワーク・グループディスカッション  ワークシートに記入しましょう:10分  グループでの議論・共有:10分  Googleドライブでグループの回答作成:10分  作業時間:30分  2~3のグループに発表をお願いします 49
  • 50. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディア活用と情報リテラシー  社会的背景  ソーシャルメディアの急速な普及  Twitter、Facebook、LinkedInなど  様々な情報(人々の考え方、価値観)の流通や人脈形成  社会的課題解決の必須スキル  世の中にあるほとんどの課題は、一人では解決できない  それぞれの人の考え方や価値観が異なるため  ソーシャルメディア活用は社会的課題解決の必須スキル  情報リテラシーの重要性  時間的・空間的な制約を受けず情報交換できるツール  “情報”の扱い方に関する適切な知識=『情報リテラシー』 50
  • 51. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES パーソナルブランディング 『自分ブランド』を考えてみましょう 51
  • 52. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 考えてみましょう(2)  あなたの『自分ブランド』を考えてみましょう  そもそもブランドって?  他と差別化するための概念、他人が抱くイメージ・評判  あなたの強みは何でしょうか?  地元の地理に詳しい、協力してくれる仲間がいる、など  あなたはどういう人だと思われたいですか?  学校内、家庭内でのブランディングは?  考えてみましょう  ソーシャルメディアはどのように活用できるでしょうか? 52
  • 53. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアで切り拓く未来  パーソナルブランディングとは  自分の理想と周囲からのイメージを一致させるための活動  なりたい自分を決め、強みを明確にする(内面)  自分のことを発信し、強みを知ってもらう(外面)  ソーシャルメディアの時代は個人が活躍する時代  パーソナルブランディングが強みを活かす上で重要  『自分で未来を設計し、人生を切り拓く力』を養う  ソーシャルメディアリテラシーの重要性  ソーシャルメディア上での積極的な情報発信と人脈形成 53
  • 54. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 私の経験  Twitter、Facebookなどで自分を表現しています  情報収集、自己PRの場として活用  積極的に情報発信していると注目されることがある  そこで知り合った人と実際に会って情報交換  Twitterをきっかけに出会った方々についてお話します  いろいろな人と知り合うきっかけ ⇒今、非常に面白い世の中になっています! 54
  • 55. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 勉強会で出会った方々  オトナの知的好奇心を満たす夜の勉強会  世話人:小室 吉隆さん(@livegroove)  eラーニングシステムの会社勤務  勉強会、懇親会が好き  参考:http://knowledgecommons.net/  勉強会を通じた出会い  初めての参加:LinkedIn勉強会 2011.5.11  情報大着任後に東京に出やすくなった  主催:谷口 正樹さん(@taniyang)  谷口さんのTwitterで勉強会を知った  ワイン好き 55
  • 56. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES Twitterがきっかけ 56
  • 57. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES その後の交流のきっかけ  様々な勉強会・イベントに参加し人脈を広げる 57
  • 58. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 学会のイベント企画にもつながる! 58 社会情報学会@早稲田 若手カンファレンス 2013.9.13 テーマ「都市空間と情報化される大学・大学生・大学街」
  • 59. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 出会いを通じて感じたこと  自分にとって「よい人脈がやってくる」ことがある  情報発信を続けることで誰かに気付いてもらえる  特にTwitterは思いがけない人と知り合うきっかけ  「実践する」ことが大切  ソーシャルメディアは実際に使ってみないと分からない  「自分の事」として実感が伴わないと理解できない  何よりも「継続」が大切  無理なく使っていけることが大切  そのためのモチベーション(使う動機)が重要 59
  • 60. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES 河野の人脈マップ 60 ベテラン 新進気鋭 ともに活動 活動に注目 先駆者 いつか追い付きたい 同志 切磋琢磨する仲間 ライバル 未来で交わる時が来る メンター 生き方に学ぶ
  • 61. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES メンターを探せ!  あなたにとってメンターはいますか?  悩んでいるときによいアドバイスをくれる人  例:両親、先生、社会人の友達、歴史上の人物や本でもOK  メンターは何人いてもよい  何か活動していく際はメンターの存在が重要  困ったときの助けになる  あなたのメンターを探してみましょう  ソーシャルメディアを活用しメンターを探す! 61
  • 62. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディア最前線  現状  様々なソーシャルメディアが登場  凄まじい速度での技術革新、社会変革  ソーシャルメディアの使い分けが大切  それぞれに特徴があり、どれが一番とかはない  自分に合った使い方を考え、実践する必要がある  今後  ソーシャルメディアリテラシー  情報発信のメリット・デメリットの理解  ソーシャルメディアデバイド  使いこなす人とそうでない人の間の格差(情報・知識・機会の差) 62
  • 63. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES ソーシャルメディアデバイド  ソーシャルメディアデバイドとは?  ソーシャルメディアを使いこなせる人とそうでない人 との間に生じる格差(=デバイド)  使いこなせる人  得られる情報の質・量・入手速度  構築できる人脈  到達可能な知識(Web上の知識にアクセスできる鍵) ⇒格差が拡がることが予想される  是非、活用して未来を切り拓いてください! 63
  • 64. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES まとめ  今回の内容  ソーシャルメディアの概要  情報の公開範囲とプライバシー  ソーシャルメディアリテラシー  個人ワーク・グループディスカッション  皆さんが持ち帰ったことを教えてください 64
  • 65. TOKYO JOHO UNIVERSITYTOKYO UNIVERSITY OF INFORMATION SCIENCES テーマ(3)  あなたの強みは何だと思いますか?  キャッチコピーを考えてみましょう!  ソーシャルメディアをどのように活用できるでしょうか?  個人ワーク  ワークシートに記入しましょう:5分  Googleドライブで個人の回答作成・今日の感想:10分  作業時間:15分  これで今日の授業は終了です!お疲れ様でした! 65