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@ OSCA Developer Lounge
Docker and OpenVnet
マルチホストに作った Docker コンテナを、
マルチテナントのオーバーレイネットワークで繋ぐ
今日の話
▷ IaaS 間のシステム可搬性
▷ IaaS を跨いだシステムのプロビジョニング
持ち運べるシステムの材料として、ネットワーク仮想化制御を
システムの中に組み込んでしまおうというアプローチで検証中。
コンテナは軽量だし、これ自体可搬性が高い。
将来的にはコンテナでもシステムパターンを組めたらなあ、
とかいう話もしている。
目標の一部
株式会社あくしゅさんの作っている OSS のネットワーク仮想化
ソフトウェア
▷ Open vSwitch と Trema-Edge を使ってエッジオーバーレイ
▷ 同一セグメントホスト間は MAC2MAC 、 L3 跨ぎは GRE
OpenVNet ?
▷ Midokura さんの midonet
▷ OpenDaylight の OpenDOVE ( これ今どうなってるの? )
VTN は対象がちょっと違うけど似たようなものかも
▷ ほかにも色々
おなじ分類
この場で新しく説明することはありません。
Docker ?
404
Page not found
https://github.com/axsh/openvnet/wiki/FlowTable
の↓これを再現
1 ~ 2 分間デモ
ただし VM の代わりにコンテナ ( というか netns/veth) でやる
1 ~ 2 分間デモ
デモ
※ 失敗する可能性があります
なんかこういうのでいろいろ出来るかも。
↓ をまるごと別の IaaS にもって行ったりとか。
( 動いたと仮定して )
Qiita に載せました。
http://qiita.com/qb0c80aE/items/bf3ad0fa34b4ba54a579
中身について詳しくは
趣味としてもおもしろいので検証は続けていきます。
今後
▷ MAC2MAC は ESXi みたいにデフォルトでは vSwitch が
MAC アドレスを学習せず、払い出した MAC 以外は通さない
(Nested Hypervisor を許可しない ) ような基盤の上では
そのまま動作しない可能性がある
▷ そもそも ARP が相手に届かず、普通のスタックと異なる
シーケンスでスイッチングをする AWS なんかも恐らく同様
※ SoftLayer では動く
気になるところ
▷ 前述の問題解決にトンネリングを多用したりすると
( 要するにアンダーレイとオーバーレイの間を作る ) 、
IaaS 側で最適化しているネットワークを無視することと
同義で、その最適化を破壊しかねない
▷ というか少なからずほぼ確実にオーバーヘッドがでるので、
破壊規模の極小化や、可搬性の高さと性能のバランスをどう
するのか検証?
気になるところ
▷ Docker コンテナはどこにもっていっても動くわけでは
ないのでホストとカーネル揃えるとか条件をつけること
にはなりそう
気になるところ
Thank you

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