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以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。
また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことは
できません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメン
ト(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さ
い。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期につい
ては、弊社の裁量により決定されます。
OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
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Oracle RAC One Nodeとは
シングル・データベースを統合する新しい概念
 RAC の技術を活用したシングル・インスタンス・データベース
 多数のHA環境を Gird Infrastructure を利用したグリッド環境へ統合
Single
DB
Vendor Clusterware Vendor Clusterware
Single
DB
RAC One
Vendor Clusterware
RAC One
従来のシングル・データベース管理における課題
• 本番サーバごとに対応する待機サーバが必要
• 障害対策(HA構成)の場合、待機サーバの
リソースを使うことができない
• 障害時に、ClusterwareとOracle DBの問題
切り分けが必要
RAC One Nodeのメリット
• 待機系サーバーを持たないことによるリソース
の有効活用とコスト削減
• 小規模データベースを集約し、サーバ台数を
減らすことが可能
• サード・パーティー製クラスタウェアが不要
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Oracle RAC One Nodeとは
RAC One Nodeと一般的なHA構成の違い
インスタンスダウン
RAC One RAC One
RAC One RAC Database
RAC OneRAC One
サーバーダウン
RAC One
管理
•インスタンスのライブ・マイグレーション
•ダウンタイムなしでサーバー間の移動が可能
可用性
•Oracle Clusterware によるサーバーおよび、
インスタンスの監視機能を利用するため設定不要
•インスタンス障害時に自動再起動(Restart)
•障害時には自動的フェイルオーバー
拡張性 •オンライン、コマンド一つでRACへアップグレード
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HA構成とRAC One / RAC構成との比較
HA構成 RAC One Node RAC
イメージ
メリット ・オラクル製品以外で既に他社のクラスタ
ウェアを利用している場合は、他の環境
と統一できる
(Oracle Clusterwareでも他社製品を
監視することは可能)
・全てオラクル製品で統一できる
・メンテナンス等でノードの切り替えが必要
な場合、オンラインでノードの切り替えが
可能です(ユーザーの停止時間ゼロ)
・全てオラクル製品で統一できる
・2台分のサーバ・リソースを使って
処理を行うことができる
・サーバ障害時にももう1台のサーバで処
理が継続できるため、ほとんどダウンタ
イムが発生しない(数十秒)
デメリット ・ノードおよびストレージパスの切り替えが
必要であるため、フェイルオーバーに時
間がかかる
・他社クラスタウェアを使用する場合、
Oracle DBに関して監視できる項目が
Oracle Clustetrwareより少なく、問題
発生時の切り分け工数がかかる
・利用可能サーバ・リソースは常に1台
・サーバ障害時には自動的にもう1台の
サーバに切り替わるが、若干のダウンタ
イムが発生(数分~数十分)
ACTIVE STANDBY
DB
ACTIVE STANDBY
DB
データ
Oracle Clusterware
DB
ACTIVE ACTIVE
データ
Oracle Clusterware
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他社Clusterware
DB
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Rac rac one_node説明資料

  • 1. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.1
  • 2. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.2 以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。 また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことは できません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメン ト(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さ い。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期につい ては、弊社の裁量により決定されます。 OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
  • 3. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.3 Oracle RAC One Nodeとは シングル・データベースを統合する新しい概念  RAC の技術を活用したシングル・インスタンス・データベース  多数のHA環境を Gird Infrastructure を利用したグリッド環境へ統合 Single DB Vendor Clusterware Vendor Clusterware Single DB RAC One Vendor Clusterware RAC One 従来のシングル・データベース管理における課題 • 本番サーバごとに対応する待機サーバが必要 • 障害対策(HA構成)の場合、待機サーバの リソースを使うことができない • 障害時に、ClusterwareとOracle DBの問題 切り分けが必要 RAC One Nodeのメリット • 待機系サーバーを持たないことによるリソース の有効活用とコスト削減 • 小規模データベースを集約し、サーバ台数を 減らすことが可能 • サード・パーティー製クラスタウェアが不要
  • 4. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.4 Oracle RAC One Nodeとは RAC One Nodeと一般的なHA構成の違い インスタンスダウン RAC One RAC One RAC One RAC Database RAC OneRAC One サーバーダウン RAC One 管理 •インスタンスのライブ・マイグレーション •ダウンタイムなしでサーバー間の移動が可能 可用性 •Oracle Clusterware によるサーバーおよび、 インスタンスの監視機能を利用するため設定不要 •インスタンス障害時に自動再起動(Restart) •障害時には自動的フェイルオーバー 拡張性 •オンライン、コマンド一つでRACへアップグレード
  • 5. Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.5 HA構成とRAC One / RAC構成との比較 HA構成 RAC One Node RAC イメージ メリット ・オラクル製品以外で既に他社のクラスタ ウェアを利用している場合は、他の環境 と統一できる (Oracle Clusterwareでも他社製品を 監視することは可能) ・全てオラクル製品で統一できる ・メンテナンス等でノードの切り替えが必要 な場合、オンラインでノードの切り替えが 可能です(ユーザーの停止時間ゼロ) ・全てオラクル製品で統一できる ・2台分のサーバ・リソースを使って 処理を行うことができる ・サーバ障害時にももう1台のサーバで処 理が継続できるため、ほとんどダウンタ イムが発生しない(数十秒) デメリット ・ノードおよびストレージパスの切り替えが 必要であるため、フェイルオーバーに時 間がかかる ・他社クラスタウェアを使用する場合、 Oracle DBに関して監視できる項目が Oracle Clustetrwareより少なく、問題 発生時の切り分け工数がかかる ・利用可能サーバ・リソースは常に1台 ・サーバ障害時には自動的にもう1台の サーバに切り替わるが、若干のダウンタ イムが発生(数分~数十分) ACTIVE STANDBY DB ACTIVE STANDBY DB データ Oracle Clusterware DB ACTIVE ACTIVE データ Oracle Clusterware DB 他社Clusterware DB データ