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XS Japan 2008 Ganeti Japanese
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Iustin Pop: Project Ganeti at Google
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XS Japan 2008 Ganeti Japanese
1.
Xen Summit 2008
Tokyo 仮想化環境の構築 仮想化環境におけるさまざまな課題について Iustin Pop Ganeti team Google Switzerland 1 Copyright by Google Inc
2.
概要 •はじめに •抽象モデル •物理マシンの運用規模 10
ノード 100 ノード 1,000 ノード •仮想マシンの類型 •ハードウェアの進歩 •グーグルでの Ganeti の運用 2 Copyright by Google Inc
3.
はじめに 仮想化技術のユースケース : •従来
: コンピュータリソースの利用率の向上 利用率の低いマシンの集約 •技術の進歩にともない現在では : 上位レイヤへ重点 ( 管理運用効率の向上など ) 運用する物理マシンと仮想マシンの数の上昇 ユースケースの多様化 ( 仮想マシンの種別の多様化 ) おことわり : •本プレゼンテーションの内容はグーグルでの仮想化技術の運用を忠実に記述 したものではありません。 •本プレゼンテーションの内容はあくまでグーグル社内での仮想化技術の運用 を前提としており、対外向けのサービスおよび製品には該当しません。 3 Copyright by Google Inc
4.
抽象化モデル
app app app app app ライフサイクル アクセス管理 ン ショ ー マシン リケ アプ ヤ レイ app 監視 ョン ライフサイクル シ アクセス管理 レー グ ンテ クラスタリソース管理 マシン イ イヤ レ マシンリソース管理 監視 理 ース管 リソ ハイパバイザ リソース管理 ベース OS ベース OS ハードウェアレイヤ ハードウェア ハードウェア 複数アプリケーション 単一アプリケーション 又は仮想環境 4 Copyright by Google Inc
5.
物理マシンの運用規模 運用規模はさまざまな側面で ROI を左右する •小規模運用時はリソースの利用効率が依然として重要 •運用台数の増加にともない管理レイヤの重要性が向上 •ハードウェア障害のインパクトは運用規模により異なる •各種管理タスクの自動化
コストは規模にかかわらず概ね一定 大規模運用時はメリット絶大 5 Copyright by Google Inc
6.
10 物理ノード 主な特性 :
•ハイパバイザとハードウェアの効率性が最重要 •小規模運用時 : ユーザ数は少ない ハードウェア障害率は低い 自動化によるメリットは小さい ハードウェア構成のばらつきが比較的小さい 課題 : •アプリケーションの仮想環境への対応 6 Copyright by Google Inc
7.
100 物理ノード 非仮想化環境と同等な点 :
•ハードウェア障害は頻繁ではないものの一定数発生 •自動化のメリットがでてくる ( 構築、設定 ) 仮想化環境に特有の点 : •多様な構成とマイグレーション可能性な仮想マシンは、その動作する物理ハ ードウェア構成が変化する可能性があることを意味する •リソース利用率の効率化と運用コストの両面でのコストメリット 課題 : •要件の異なるユーザの対応 •仮想化環境と非仮想化環境の統合 7 Copyright by Google Inc
8.
1,000 物理ノード マシン台数がコストに影響 :
•ハードウェアコストは一定で増加、運用コストの増加は緩やか •各レイヤでの自動化、標準化が大きなメリットをもたらす ハイパバイザやハードウェアの詳細は管理ツールで大幅に抽象化可能 仮想化環境を良好に維持するために管理タスクの自動化が重要 課題 : •多様なユーザ ( ユースケース ) への共通の管理ツール適用 •物理マシンのソフトウェアのアップグレード •世代の異なるハードウェアの管理 8 Copyright by Google Inc
9.
仮想マシンの類型 仮想マシン構成の多様化 : •サーバ、デスクトップ、実験環境など •管理者による集中管理 vs
ユーザ自身による管理 •これら全てを同一のマシンプールに統合 9 Copyright by Google Inc
10.
仮想マシンの類型 - サーバ •再インストールは稀 •監視が重要 •リソース利用率は波が少ない •リブートの少ない運用
10 Copyright by Google Inc
11.
仮想マシンの類型 - デスクトップ •サーバに比べ頻繁な再インストール •負荷の増減がはげしい •営業時間外はメンテナンスを行いやすい •仮想マシン関連作業用のユーザフレンドリなインターフェースが必要 •監視はデバッグに有効だが、大量のエンドユーザ管理への有効性は低い
11 Copyright by Google Inc
12.
仮想マシンの類型 - 実験環境 •再インストールが頻繁 •エンドユーザ自身が固有のリソースプールからインスタンスの設定 •監視による安定稼働より迅速に構築できることが重要 •スナップショットやロールバックといった機能が重要
12 Copyright by Google Inc
13.
ハードウェアの進歩 汎用ハードウェア : •進化の早い要素
: CPU コア数 メモリ ディスク容量 •進化の遅い要素 : ネットワーク / ディスク帯域幅 CPU 単体の処理速度 進化の非対称性 : •リソース割当には留意する必要あり •クラスタの設計はハードウェアとともに変化 13 Copyright by Google Inc
14.
グーグルでの Ganeti の運用 基本設計 •ハードウェアレイヤとインテグレーションレイヤの間で動作 •ノードおよびクラスタレベルでのリソース管理の自動化 •ベース
OS およびハイパバイザの上で動作 •監視、アクセス管理、クラスタをまたぐグローバル構成は非対応 •方針 : 特定ハードウェアへの依存性を排除 ( 外部共有ストレージなど ) マシン台数に合わせてほぼリニアにスケール 14 Copyright by Google Inc
15.
Questions & Answers
15 Copyright by Google Inc
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