「DREAMS COME TRUE」のリーダー・中村正人(57)が3日に放送されたテレビ朝日系「関ジャム 完全燃SHOW」に出演し、1995年にグループの解散危機があったことを明かした。
ゲストとして登場した中村は、ボーカル吉田美和(51)の隠れざる素顔を言及。天才ならではの曲作りや付き合い方の難しさなどの素顔を暴露した。その中で中村は「サンキュ.」「LOVE LOVE LOVE」などの大ヒットを連発していた時期に、解散危機にさらされたことを告白した。
「(吉田が)95年にソロアルバムを出したいと言いだした。(それは)辞めたいに近い。『もう中村さんの言うことは聞きたくない』『プロデュースされたくない』『自分の好きな音楽を好きに作りたい』って、僕は外されてしまった」
吉田からの相談はショックだったようで「僕の仕事が終わったなと、その時思った。やることがなくなった。吉田は僕を必要としていない。自分を試したいとか(考えた)。ついに来たなと…」と振り返った。
これにはMCの関ジャニ∞の村上信五(34)もあぜんとし「ドリカムはこれでもう終わって…」と質問すると、中村は「それも考えますね」と解散もあり得たことを語った。
解散危機を乗り越えられたのは、意外にもあっさりした理由だった。
「ソロアルバムを制作しようとしたら、レコード会社の事情や吉田がお願いしたいプロデューサーがダメだった。それで、しょうがなく(吉田から)『中村さんやる?』みたいな」とスタジオの笑いを誘った。
そんな危機もありながら続けてこられたのは、やはり中村が吉田の才能にほれ込んでいるからだ。
中村は「吉田は1億%売れる」と断言。「吉田はこれからだと思います。僕自身はまだ(吉田を)売り切ってないと思ってる。これからが楽しみです」と自信満々に言い切った。