2022年7月12日
一般社団法人 投資信託協会
「すべての⼈に世界の成⻑を届ける研究会」2021の報告書の公表について
投資信託協会では、2020年5月、資産形成に係るシンクタンク機能の強化・充実を図ることを目的として、「すべての人に世界の成長を届ける研究会 ～“長期・分散・積立”による資産形成を実際の行動に～（通称：つみけん）を設置し、2021年5月に、その活動状況をまとめた報告書「2041年、資産形成をすべての人に ～5つのターゲットと15のアイデア～」を公表いたしました。2041年の資産形成のあるべき姿を数値化した5つの「つみけんTargets2041」を掲げ、16のモニタリング指標とともに、本会HPに設けた「つみけんサイト」において適時更新しながら観測しております。
2021年7月に、新たに「つみけん2021」として活動を再開し、「つみけんTargets2041」達成に向けて、これからまさに大切な時期を迎える「団塊ジュニア世代」の資産形成に焦点を当てて議論を行い、このたび、その活動状況をまとめた報告書「2041年、資産形成をすべての人に けん引役は団塊ジュニア世代 〜8つのActionsと12のアイデア～」を公表いたしました。
「つみけんTargets2041」が目指す “すべての人がファイナンシャル・ウェルビーイングを目指し、資産形成を実践している安心で豊かな未来社会”の牽引役は、人口が多く現在の社会の中核世代である「団塊ジュニア世代」に他ならないと考え、同世代が抱える課題や特徴を確認し、この世代の資産形成を加速させるために主体別に期待することとして「つみけんActions」を纏めました。また、議論を通じ、同世代のウェルビーイングへの道筋である「つみけんActions」は、全世代に通じる「つみけんTargets2041」への道筋であるとの整理に至りました。
本報告書は三部構成であり、第一部では、これまでの議論の内容を整理し、第二部は、各「つみけんActions」の具体策となる施策について研究員等から寄せられたレポート集です。さらに第三部(別冊)は、架空の人物が著名FPからのアドバイスを受け、それによる20年後のポジティブな姿を描いたストーリーで、「団塊ジュニア世代」の人々がライフプランニングを考える契機となることを目指した読み物です。同世代の方々や相談に応じる方々にご参考いただけることを願います。
この「つみけん2021報告書」が、関係各所において資産形成のさらなる促進に向けた様々な施策検討とその実践の一助となれば幸甚です。
公表資料
「すべての人に世界の成長を届ける研究会」2021報告書の概要
「すべての人に世界の成長を届ける研究会」2021報告書
「すべての人に世界の成長を届ける研究会」2021報告書 別冊
本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人 投資信託協会 広報部調査広報室 (℡ 03-5614-8406)