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新型コロナワクチン接種証明書アプリ、3月末終了 「必要場面がない」

デジタル庁は20日、「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」のサービス終了を発表した。2024年3月31日をもって終了とする。

新型コロナワクチン証明書アプリは、マイナンバーカードとスマートフォンを使って、5分程度でワクチン証明書を入手でき、発行した証明書は、国内外でワクチン証明書として活用できる。

終了の理由については、「国内で接種証明書を必要とする場面は殆どなく、海外渡航時でも接種証明書が必要な国は極めて少ない状況になった」としている。4月1日から接種証明書の発行機能を停止し、機能停止バージョン(v1.22.0)を公開。5月7日にはアプリストア(App Store、Google Play)での公開を終了する。

4月以降、新たに接種証明書が必要となる場合は、接種記録を管理している市区町村で「紙」で発行できる。