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アマゾン、静岡に55億投資 配送拠点拡充で翌日配送実現

Amazonは、'23年までに静岡県におけるテクノロジーおよびインフラへの投資額が総額で55億円を超えたことを発表した。このうち、'23年単年では16億円以上を投入。配送拠点の新設などを通じて、静岡県内の一部地域で翌日配送が実現した。

投資には、配送拠点であるデリバリーステーションの設置などの設備投資や、顧客や配送パートナー、中小企業向け各種プログラムの拡充、従業員の報酬などの事業運営費が含まれる。

'23年には、静岡県初となる三島デリバリーステーションを三島市に開設。'24年には、浜松デリバリーステーション、袋井デリバリーステーション、駿河デリバリーステーションを新たに開設した。これにより、静岡県の一部地域で翌日配送を実現した。

Amazonは、全国の中小企業を含む販売事業者が商品を出品できるプラットフォームを提供。静岡県内の販売事業者数は約3,000社にのぼり、'23年には数百万点の商品を販売した。その販売個数は前年比で2桁増を記録している。