1905年モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/14 07:32 UTC 版)
「王立バイエルン邦有鉄道PtL2/2型蒸気機関車」の記事における「1905年モデル」の解説
1905年から1906年にかけて、クラウスが4501号から4506号の機関車を納入した。これは台枠の内側、2つの車軸の間に駆動系が収められていた。1906年に製造された3両は、シリンダーの直径が285 mmから305 mmに拡大されていた。2つの動軸は、ジャック軸(英語版)と外部の連結棒により駆動されていた。よく知られている後に製造された派生形とは異なり、この「旧型ガラス箱」では水タンクは貫通路の上に設置されていたが、客車への行き来は阻害しないように配慮されていた。 これと競合する設計の機関車は、マッファイが製造した王立バイエルン邦有鉄道ML2/2型蒸気機関車(ドイツ語版)となる。 ドイツ国鉄の1923年の改番計画では、これら6両は98 301 - 98 306となるはずであったが。実際にはこの年にすべて運用を終了した。この理由は、内側に収められた駆動機構の保守作業が困難であるためであった。
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