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 木霊とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 文化 > 伝承 > >  木霊の意味・解説 

こだま


こ‐だま【木霊/×谺/木魂】

読み方:こだま

[名](スル)近世初めまでは「こたま」》

樹木宿る精霊木の精

「—が攫(さら)うぜ、昼間だって容赦はねえよ」〈鏡花高野聖

1がこたえるものと考えたころから》声や音が山や谷などに反響すること。また、その声や音。山びこ。「銃声谷間に—する」

歌舞伎下座音楽で、小鼓2丁を下座と上手舞台裏とに分かれ響き合うように打つもの。深山幽谷などの趣を出す。


木霊

作者内田百閒

収載図書冥途旅順入城式
出版社岩波書店
刊行年月1990.11
シリーズ名岩波文庫

収載図書冥途
出版社福武書店
刊行年月1994.1
シリーズ名福武文庫


木霊

作者田久保英夫

収載図書木霊集
出版社新潮社
刊行年月1997.7


木霊

作者石牟礼道子

収載図書文学 1998
出版社講談社
刊行年月1998.4

収載図書石牟礼道子全集・不知火 第14巻 短篇小説批評
出版社藤原書店
刊行年月2008.11


木霊

作者はやみねかおる

収載図書僕と先輩のマジカル・ライフ
出版社角川書店
刊行年月2003.12

収載図書僕と先輩のマジカル・ライフ
出版社角川書店
刊行年月2006.12
シリーズ名角川文庫


木霊

作者府高幸夫

収載図書木霊―屋久島縄文杉伐採秘話
出版社文芸社
刊行年月2005.5


木霊

作者芦原すなお

収載図書告白。―ピュアフル・アンソロジー
出版社ジャイブ
刊行年月2006.9
シリーズ名ピュアフル文庫


木霊

読み方:コダマkodama

作者 内田百閒

初出 大正10年

ジャンル 小説


木霊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 06:38 UTC 版)

木霊(こだま、木魂、谺)とは、樹木に宿る精霊である。また、それが宿った樹木を木霊と呼ぶ。


  1. ^ 草野巧『幻想動物事典』新紀元社、1997年、138頁。ISBN 978-4-88317-283-2 
  2. ^ a b c 今野圓輔編著『日本怪談集』 妖怪篇、社会思想社現代教養文庫〉、1981年、290-303頁。ISBN 978-4-390-11055-6 
  3. ^ 多田克己『幻想世界の住人たち』 IV、新紀元社〈Truth In Fantasy〉、1990年、335頁。ISBN 978-4-915146-44-2 
  4. ^ 萩原竜夫他 著、民俗学研究所 編『綜合日本民俗語彙』 第1巻、柳田國男監修(改訂版)、平凡社、1977年(原著1955年)、457頁。ISBN 978-4-582-11400-3 
  5. ^ 村上健司編著『日本妖怪大事典』角川書店〈Kwai books〉、2005年、113-114頁。ISBN 978-4-04-883926-6 
  6. ^ 稲田篤信、田中直日 編『鳥山石燕 画図百鬼夜行』高田衛監修、国書刊行会、1992年、28-29頁。ISBN 978-4-336-03386-4 


「木霊」の続きの解説一覧

木霊(メガオン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/25 19:28 UTC 版)

アンダカの怪造学」の記事における「木霊(メガオン)」の解説

音を操る能力を持つ下級二位怪造生物

※この「木霊(メガオン)」の解説は、「アンダカの怪造学」の解説の一部です。
「木霊(メガオン)」を含む「アンダカの怪造学」の記事については、「アンダカの怪造学」の概要を参照ください。

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「 木霊」の例文・使い方・用例・文例

  • 声が木霊に響く
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