ぎぎとは？ わかりやすく解説

読み方：ぎぎ

［ト・タル］［文］［形動タリ］

１ 山などの高く大きいさま。「—たる岩山」

２ 徳の高く尊いさま。

「神徳—たり」〈栄花・鳥の舞〉

読み方：ぎぎ

［名］(スル)

１ よく思いめぐらすこと。さまざまに論議すること。

２ 躊躇(ちゅうちょ)すること。ためらうこと。

「かくと見るよりちっとも—せず夷子(えびす)が襟がみ引つかみ」〈露伴・日ぐらし物語〉

読み方：ぎぎ

意味・内容がはっきりしないこと。疑問に思われる点。「—をただす」「—を抱く」

読み方：ぎぎ

ナマズ目ギギ科の淡水魚。全長約30センチ。体は長く、口のひげが8本ある。脂びれをもち、尾びれは後縁中央が切れ込む。体色は黄色で暗灰褐色の斑紋がある。背びれと胸びれにとげがあり、刺されると痛む。胸びれを動かしてギーギーと音を立てるところからこの名がある。本州中部以南と四国の一部に分布。《季 秋》