ご‐おん【御恩】
御恩
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/19 09:42 UTC 版)
御恩(ごおん)とは、封建社会において主人から従者に与えられる各種の保護のこと
将軍が家来となった武士の以前からの領地を保護したり 新たな領地を与えたりする
概要
御恩の概念は平安時代には存在し、その範囲は生命・身体・名誉・財産など広範囲に及んでいたが、鎌倉時代に入り武士の主従の間における地位や財産の保護を特に指すようになった。
御恩にも大きく分けて2つあり、1つは主人や従者が従来持っていた権利の存在を認めて保護を与える本領安堵(ほんりょうあんど)であり、もう一つは奉公を重ねて功績を立てた従者に対して新たな権利を与える新恩給与(しんおんきゅうよ)と呼ばれ、特に土地による新恩給与は「恩地」と称されて重んじられ、また幕府が朝廷に対して官職に推挙して補任が実現された場合も同様に重視された。
なお、御恩は主人から一方的に与えられるものではなく、従者側が功労などを理由として御恩の給付を請願して主人側もこれを認めて御恩を与える場合もあった。
参考文献
- 河合正治「御恩」(『国史大辞典 5』(吉川弘文館、1985年) ISBN 978-4-642-00505-0)
関連項目
「ご恩」の例文・使い方・用例・文例
- このご恩は、一生忘れることはありません。
- 命がある限りあなたのご恩は忘れません。
- 生きている限りご恩は決して忘れません。
- 一生涯ご恩は忘れません.
- ご恩は決して忘れません.
- ご恩は一生忘れません.
- ご恩のほど, あだおろそかにはいたしません.
- ご恩返しをしますって, お前もしおらしいことを言うじゃないか.
- ご恩は終生忘れません.
- ご恩の万分の一にも報いたいと思います.
- 貴方には(お世話になった)義理があるからご恩を報じなければならぬ
- あなたにはご恩がある
- あなたにはご恩になりました
- ご恩に感泣す
- このご恩は忘れません
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