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アラン・パーソンズとは? わかりやすく解説

アラン・パーソンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/06 04:19 UTC 版)

アラン・パーソンズ
Alan Parsons

OBE
ドイツ・マンハイム公演(2019年11月)
基本情報
生誕 (1948-12-20) 1948年12月20日(75歳)
出身地 イングランド ロンドン
ジャンル ロック
ポップ・ロック
プログレッシブ・ロック
プログレッシヴ・ポップ
職業 音楽プロデューサー音楽エンジニアミュージシャン
担当楽器 マルチプレイヤー
活動期間 1967年 -
レーベル アリスタ・レコード
A&Mレコード
Miramar Records
Artemis Records
フロンティアーズ・レコード
共同作業者 アラン・パーソンズ・プロジェクト
公式サイト Alan Parsons Music

アラン・パーソンズAlan Parsons, OBE1948年12月20日 - )は、イングランド出身の音楽プロデューサーミュージシャンマルチプレイヤーアメリカ合衆国在住。ロック史において最も高名な音楽エンジニアの一人。自らを冠したロックユニット「アラン・パーソンズ・プロジェクト」を主宰し、世界的な成功を得ている。2021年大英帝国勲章(OBE)叙勲。

略歴

ビートルズ」「ウイングス」「ピンク・フロイド」など数々のアーティストのエンジニア、アレンジャー、プロデューサーを務め、1960年代後半から1970年代にかけて多くの傑作を世に送り出してきた。例として、ピンク・フロイドの『狂気』には担当エンジニアとして名前がクレジットされている。ヒット曲として知られる「マネー」では冒頭のレジスターと小銭などの効果音(ありていに言えば金の音)を制作しており、本人の談によれば当時はまだサンプラーが無かったため制作には一ヶ月近くを要したようである。

その後、自らもミュージシャンとして作品を発表するようになり、1975年にはエリック・ウールフソンと共同でロックユニット「アラン・パーソンズ・プロジェクト」を結成。コンセプト・アルバムを主体として、それまでに培ってきた音楽センスを遺憾なく発揮し、世界的な成功を手に入れる[1]

1990年代以降はソロ・アーティストとしても活動し、後にはアラン・パーソンズ・プロジェクトをライブバンド化した「アラン・パーソンズ・ライブ・プロジェクト」や「アラン・パーソンズ・シンフォニック・プロジェクト」などを立ち上げている[2]

2021年6月、長年の功績を表彰され、大英帝国勲章(OBE)を叙勲した[3]

ディスコグラフィ

スタジオ・ソロアルバム

  • 『人生ゲーム』 - Try Anything Once (1993年)
  • 『オン・エアー』 - On Air (1996年)
  • 『タイム・マシン』 - The Time Machine (1999年)
  • A Valid Path (2004年)
  • 『ザ・シークレット』 - The Secret (2019年)[4]
  • 『新世界より』 - FROM THE NEW WORLD (2022年)[5]

ライブ・アルバム

  • 『ザ・ベリー・ベスト・ライブ』 - The Very Best Live (1995年)
  • Eye 2 Eye: Live In Madrid (2010年)
  • Alan Parsons LiveSpan (2013年)
  • Alan Parsons Symphonic Project, Live in Colombia (2016年)

シングル

  • "All Our Yesterdays / Alpha Centauri" (2010年)
  • "Fragile / Luciferama" (2014年)
  • "Do You Live At All" (2015年)

アラン・パーソンズ・プロジェクト

詳しくは「アラン・パーソンズ・プロジェクト#ディスコグラフィ」を参照

エンジニア

プロデューサー

  • パイロット : 『パイロット』 - From the Album of the Same Name (1974年)
  • コックニー・レベル : 『さかしま』 - The Psychomodo (1974年)
  • スティーヴ・ハーレイ&コックニー・レベル : 『ザ・ベスト・イヤーズ・オブ・アワ・ライヴズ』 - The Best Years of Our Lives (1975年)
  • パイロット : 『セカンド・フライト』 - Second Flight (1975年)
  • アル・スチュワート : 『追憶の館』 - Modern Times (1975年)
  • ジョン・マイルズ : 『理由なき反逆者』 - Rebel (1976年)
  • アル・スチュワート : 『イヤー・オブ・ザ・キャット』 - Year of the Cat (1976年)
  • アンブロージア : 『ピラミッドの伝説』 - Somewhere I've Never Travelled (1976年)
  • アル・スチュワート : 『タイム・パッセージ』 - Time Passages (1978年)
  • レニー・ザカテク : 『レニー・ザカテク』 - Lenny Zakatek (1979年)
  • キーツ : 『キーツ』 - Keats (1984年)
  • オリジナルサウンドトラック(アンドリュー・パウエル) : 『レディホーク』 - Ladyhawke (1985年)
  • ジョン・アンダーソンスティーヴ・ハウビル・ブルーフォード/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 : 『シンフォニック・イエス』 - Symphonic Music of Yes (1993年)
  • ジェイク・シマブクロ : 『グランド・ウクレレ』 - Grand Ukulele (2012年)
  • ブラックフィールド : Blackfield V (2017年)

脚注

外部リンク





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