インターネット上
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 01:54 UTC 版)
インターネット上の電子掲示板やブログ等では2000年代中頃から、「炎上」や「祭り」などと呼ばれる現象が報道でもしばしば取り上げられるようになった。これらは、不特定多数が公人・私人を問わず問題発言(失言や舌禍)に際して激しく非難されることだが、こと対企業の事件(不祥事など)では直接的な被害はおろか、間接的に損害を被っているかどうかも怪しい者も便乗して非難する側に回って騒ぎ立てる現象がみられ、これも一種の吊し上げの一形態とみなすことができる。 例えば2002年に発生した福岡猫虐待事件では犯人男性が意図的に他人を不快にさせようとして仔猫を動物虐待で死に至らしめ、これで不快感を被った側が男性をインターネット上で追及、事件の拡大と共に男性の行為を聞き及んだ側も男性に不快感を抱いて、また男性も自己弁護のためにウソをつくなどしたために不信感・不快感が爆発、徹底的な追及がなされて果ては同男性の学生時代などの写真が流布されるなどしている。 その一方で、私人の個人情報を掲示板等に公開して中傷する・いじめの様子を撮影して公開するといった「ネットいじめ」という問題も2000年代中頃から顕著化、中高生等が学校外部で学校関連の掲示板に中傷書き込みをするという事件も見られる。こういった事件では書き込みをした当人に精神的苦痛を理由に民事訴訟が起こされるケースもあったが、2007年4月には削除に応じなかった掲示板管理者が逮捕されるという事件も報じられている。 こういった現象は既に1990年代初頭のパソコン通信の時代にも見られなかったわけではないが、インターネットが一般に受け入れられメディアとしての地位を築いていったことから、問題も社会的なもの(社会問題)として認識されるようになっていった。 インターネット上においては粘着などと呼ばれる者も存在し、インターネット上での自己表現の延長で、他人を論うことに何かを見出してしまった者も見られる。粘着と呼ばれる側がソックパペットなどで誰かを叩くと、逆に粘着側が寄ってたかって叩かれ、旧悪を含めて暴露されて吊るし上げられると言う現象も、2ちゃんねるなどを中心に見受けられる。この食物連鎖にも似た奇妙な構造は、インターネット上の負の文化ともみなされており、不毛な罵り合いを諌めるネチケットやガイドラインも方方で見出せる。
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インターネット上
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 16:23 UTC 版)
発表直後、ロゴマークは大きな反響を呼んだ。Twitterではロゴマーク中の細胞核が眼球として解釈されたことも手伝ってロゴマークというよりもキャラクターとして扱われており、ユーザーに不気味な印象や、むしろ可愛らしい印象を与えるなど、ユーザーの間では大きく意見が割れることとなった。『寄生獣』のミギー、『星のカービィ』のクラッコ、神話生物、『沙耶の唄』の肉妖、SCP財団のSCP-066、映画『SF人喰いアメーバの恐怖』などになぞらえるユーザーが多発し、「コロシテくん」などのあだ名も付けられた。ミスタードーナツのポン・デ・リングやキャラメルコーン(パッケージ)になぞらえる声もあった。 擬人化絵をはじめイラストも発表から1日も経たないうちに数多く製作され、編み物やパン・サラダなどのグッズや無料ゲームを製作するユーザーも見られた。この過程で「いのちの輝きくん」という名称が広まりを見せた。日本国際博覧会協会がロゴマークの特許を出願し公式グッズも販売予定であることから非公式グッズの販売は認められていないものの、個人の範疇で楽しむことは容認されている。
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