オートチューニング
【英】:auto-tuning
インバータでは、モータの回路定数(モータ巻線の定数や負荷の慣性モーメントの大きさなど)を、インバータ自身が自動的に測定し記憶する機能。モータを回転させて測定する方法とモータを回転させないで測定する方法がある。一般に、ベクトル制御時に使用する。
温度制御を行うPID定数は制御対象の特性により、数値、組み合わせが異なる。従来より、これらPID定数を実際の制御している温度波形より導き出す手法が種々提案実施されている。いろいろな制御対象でも適切な制御を行えるPID定数をこれらの手法で導き出す方法をオートチューニングといい、代表的な手法として、ステップ応答法、限界感度法、リミットサイクル法がある。
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