カレリア【Karelia】
カレリア【Kareliya/Карелия】
カレリア【カレリア】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11180号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | カレリア よみ:カレリア | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 菅野政夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「プリティスカーレット」を交配して得られた個体どうしを交配して育成されたものであり、花は鮮紫ピンク色の盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数がかなり少、花柄当たりの最多花数が極少の鉢物向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈は低、節数は少である。茎の長径はやや細、硬さは剛、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は中、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数はかなり少、側枝の着生位置は主に下部、節間長はやや短、最長節間の位置は第5節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長はやや短、葉幅はかなり狭、葉色は緑、ろう質は中である。花柄の長さは短、つぼみの形は円柱形、大きさはやや小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、花色は鮮紫ピンク(JHSカラーチャート9505)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さはかなり浅、数は極少、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数はやや少、ほう葉の形はⅠ型及びⅢ型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は淡緑、がくの太さはやや細、長さはやや短、1花茎当たりの花数はやや少、花柄当たりの最多花数は極少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は中生、がく割れの難易性は易である。「ベイビー ハート」と比較して、つぼみの形が円柱形であること、花弁鋸歯の深さが浅いこと等で、「プリティセリース」と比較して、花柄が長いこと、花弁の波状程度が波状であること、花弁鋸歯の数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に出願者の農場(神奈川県藤沢市)において、出願者所有の育成系統に「プリティスカーレット」を交配して得られた個体どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
カレリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 02:52 UTC 版)
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カレリア(英語: Karelia)は、フィンランドの南東部からロシアの北西部にかけて広がる森林と湖沼の多い地方の名前である[1]。そこに住む人たちのことをカレリア人と呼ぶ。フィンランド、ロシア、スウェーデンにとって歴史的にも重要な地方である。
カレリアは、カレリア語とフィンランド語ではKarjala(カルヤラ)、ロシア語ではКаре́лия(カリェーリヤ)、スウェーデン語ではKarelen(カレーレン)と呼ぶ。
今日、政治的にはロシア共和国のレニングラード州とカレリア共和国、フィンランドの北カルヤラ県と南カルヤラ県に分割されている。
歴史
カレリアは中世以来、ロシア(ルーシ)とスウェーデンの争う場所となり、東方から布教される正教会と西方から布教されるカトリック教会(のちにプロテスタント)がしのぎを削る前線となった(スウェーデン・ノヴゴロド戦争を参照)。13世紀にはスウェーデンとノヴゴロド共和国がカレリアを巡って戦い、1323年にオレシェク(ノーテボリ)で、双方が東西にカレリアを分割するというノーテボリ条約が結ばれた。
全盛期のスウェーデン・バルト帝国は、白カレリア(White Karelia、白海沿岸)、オロネツ・カレリア(Olonets Karelia、ラドガ湖より東方)を除いた地域を支配していた(西カレリア)。一方東カレリアは17世紀前半にモスクワ・ロシアが領有し、最終的にはカレリア全土は18世紀半ばには全てロシア帝国に割譲された。1918年のフィンランド独立により白海カレリア、オロネツ・カレリア、イングリアを除く地域はフィンランドの一部となったが、1939年の冬戦争および1941年の継続戦争によってカレリア地峡(Karelian Isthmus)およびラドガ・カレリア(Ladoga Karelia)はソ連に割譲され、現在に至っている。
民族
カレリアはフィンランド人にとっては精神的な故郷ともいわれる。国民的な叙事詩「カレワラ」は19世紀半ばにカレリア各地に残っていたフィン人の伝承や歌謡をもとにエリアス・リョンロートによって編まれたもので、作曲家ジャン・シベリウスの交響詩「フィンランディア」もカレリアの原風景からその着想を得たものだといわれている。なお、シベリウスの作品には、劇付随音楽及びそれから派生した序曲・組曲として「カレリア」を題名に持つ作品もある。
現在ロシア領となっているホワイト・カレリア以北のコラ半島を中心とした地域は、同じウラル語族のサーミ人の歴史的地域でもある。また、現在ロシア領となっているイングリア(Ingria, インゲルマンラント)は、フィン人を構成するフィン・ウゴル族(ウラル語族)の故地でもある。
紋章
- フィンランドのカレリアの紋章
- ロシアのカレリア共和国の紋章
脚注
- ^ 『ベリーの歴史』株式会社原書房、2020年11月30日、29頁。
関連項目
- カレワラ
- カレリア地峡
- 東カレリア
- 西カレリア
- フィンランド正教会
- スウェーデン・ノヴゴロド戦争
- 冬戦争 - 継続戦争 - マンネルハイム線
- バルト帝国(スウェーデン=フィンランド)
- ヴィボルグ - オロネツ
- カレロ=フィン・ソビエト社会主義共和国
- フィンランド民主共和国
- ツルネン・マルテイ(北カルヤラ県出身)
- サッキヤルヴェン・ポルッカ
外部リンク
- Karelians (The Peoples of the Red Book)
- The Many Karelias - Virtual Finland
- Regional flag.[1]
- - goSaimaa.fi for information about Southern Karelia travel
- Pielis.ru - travel information about North Karelia region and City of Joensuu
カレリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 19:57 UTC 版)
詳細は「w:Music of Karelia」を参照 カレリア人はフィンランド人であることから、彼らの音楽のほとんどはフィンランドの音楽と同一である。『カレワラ』は重要な伝統音楽であるが、フィンランドの伝説が回想されることから、フィンランドの民族アイデンティティと融合したものと考えられている。 カレリアン・フォーク・ミュージック・アンサンブルは、カレリアの重要な民族音楽グループである。
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