コイル coil
コイル
コイル
コイル
コイル
コイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/20 08:07 UTC 版)
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コイル(英語: coil)とは、針金などひも状のものを、螺旋状や渦巻状に巻いたもののことである。電気回路における素子として用いられるほか、ばねとしても利用される。明治末から昭和前期には線輪(せんりん)とも言われた[1]。
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回路素子としてのコイル
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コイルに利用する電線を巻線という。コイルの性質を変化させるために、コイルの中に入れられる強磁性体の部品を磁心という[2]。磁心が無いコイルは、空芯コイルという。
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用途
電磁誘導を利用した例
その他
電気用図記号
インダクタの電気用図記号
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IECのインダクタ記号
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磁心入りのインダクタ (IEEE Std 315)
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IECの分岐されたインダクタの図記号
その他の回路図記号
コイルばね
このばね類の特徴として、荷重と変形に比例関係が得られる、環境耐性がある、安価で大量生産可能といった特徴がある[3]。受ける荷重の種類によって、圧縮コイルばね、引張コイルばね、ねじりコイルばねといった種類に分けられる[4]。
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引張コイルばね
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ねじりコイルばねの図
関連項目
注
- ^ たとえば1907年『文明利器電話機使用問答』全国書誌番号:40067160の目次に「六 誘導線輪・自第二十四問至第二十六問」とある。また、昭和14年内閣告示第1号、電気関係標準用語にもある。
- ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 磁心(じしん、magnetic core)
- ^ 絵とき「機械要素」基礎のきそ p166
- ^ ばね技術研究会(編)、1998、『ばねの種類と用途例』初版、 日刊工業新聞社〈ばね技術シリーズ〉 ISBN 4-526-04232-3 p6
コイル
「コイル」の例文・使い方・用例・文例
- 円形コイルに電流が流れる
- コイルに電流を流す
- 電流が流れる電線にコイルを近づけると、コイルにも電気が流れます。
- 電気コンロのコイルが焼き切れた.
- 感応コイル
- コイルまたは小輪に巻き込むまたは巻く
- 一片のコイル状の貝殻と有柄眼のある頭部に平たい筋肉質の肢を持つ軟体動物綱
- コイルの形で
- コイルに巻く
- 磁場を通じて動作によって電圧が起こされるコイル
- 高感度電子機器で使用されるコイルの配置
- 地球の磁場の影響を打ち消すように配置された移動磁石と無定位コイルをもつ
- 電荷を測定する可動コイル検流計
- 布で覆われたフレームのついたコイル状のベッドのスプリング
- 低抵抗・高インダクタンスのコイルで電子回路で直流電流を通し交流電流を薄めるのに用いられる
- 障害として使用されるコイル状の有刺鉄線
- 熱を分離することにより蓄電する中空のコイル
- コイルを通ってコイルのインダクタンスを増すように作用する(軟鉄のような)磁性物質の棒
- 電磁(界磁)極間で回転するコイル(電機子)で電機子に電流を流す
- 2つのコイル間の電磁場の相互作用を用いて電流、電圧、あるいは電力を測定する計器
コイルと同じ種類の言葉
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