サマールビー【サマールビー】(野菜)
登録番号 | 第12571号 | |
登録年月日 | 2005年 1月 19日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | サマールビー よみ:サマールビー |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社ミカモフレテック | |
品種登録者の住所 | 徳島県三好郡三加茂町毛田185番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 田村純二、近藤昭、泰松恒男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、(「サマーベリー」×「みよし」)の選抜系統に「アスカウェイブ」の実生選抜系統を交配して育成されたものであり、果実は長円錘形でやや大きく、果皮の色が橙赤の四季成品種である。草姿は立性、草勢は強、草丈は高、分げつの多少は中である。ランナー数はかなり少、葉色は濃緑、葉の形状は平面、葉数はやや多、葉柄の太さは中である。果皮の色は橙赤、果形は長円錘、果実の大きさはやや大、果肉色は黄白、果心の色は白、果実の光沢は良である。花の大きさは中、花弁の色は白、花房当たり花数はかなり少、花柄の太さは太、花柄長はかなり長である。果実の硬さは軟、無種子帯は少、そう果の落込みは落込み小、そう果数は粗、果実の香りは多である。季性は四季成、開花始期及び成熟期は早、開花位置は葉と同水準、可溶性固形物含量は高、酸度は中である。「スイートチャーミー」と比較して、草姿が立性であること、果実の香りが多いこと、可溶性固形物含量が高いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に育成者のほ場(徳島県三好郡三加茂町)において、(「サマーベリー」×「みよし」)の選抜系統に「アスカウェイブ」の実生選抜系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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