Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

バーミンガム・スモール・アームズとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 組織・団体 > 企業・法人 > 海外の企業 > かつて存在したイギリスの企業 > バーミンガム・スモール・アームズの意味・解説 

バーミンガム・スモール・アームズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/28 04:55 UTC 版)

バーミンガム・スモール・アームズBirmingham Small Arms Trade AssociationBSA)はイギリスにかつて存在した軍用及びスポーツ用小銃自転車オートバイ自動車バス車体(コーチ)のメーカーである。

イングランドバーミンガムは高性能な小銃の産地として知られていた。BSAは、元々バーミンガムで鍛冶屋機械加工業を営んでいた14人によって結成された「バーミンガム小型武器取引協会」(Birmingham Small Arms Trade Association)を発祥とする。20世紀に入ってからオートバイ製造に参入し、一時は世界最大のオートバイメーカーであった。

歴史

  • 1861年 - 武器の製造、流通の組合として結成された。
  • 1880年頃 - 自転車製造を始めた。
  • 1903年 - オートバイ部品の製造を始めた。
  • 1910年 - 3.5馬力のエンジンを搭載したオートバイを発売。
  • 1913年 - 3速トランスミッションを開発。
  • 1922年 - 『スローパー』エンジンの原型を発表。
  • 1929年 - 『レッドスター』発売。
  • 1932年 - 『ゴールドスター』発売。
  • 1952年 - モーターサイクル部門がBSAモーターサイクルとして独立。
  • 1957年 - 自転車部門がラレー(Raleigh Bicycle Company)に売却された。

代表的な製品

スローパーエンジン

単気筒ガソリン350 cc OHV故障しないことからトライアルヒルクライムスクランブルレースで多用された。

ブルースター(1935年)
ロイヤルスター(1969年)

スター

スローパーエンジンにハイカム高圧縮仕様のピストンシリンダーを組込んだハイパワーエンジンを搭載した際、外観でも分かるように赤い星のマークをタンクに装着した。これが『レッドスター』で、この後ハイチューンモデルには『ブルースター』『シルバースター』『エンパイアスター』『ゴールドスター』『ロイヤルスター』など、星のマークがつけられるようになった。





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バーミンガム・スモール・アームズ」の関連用語

バーミンガム・スモール・アームズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バーミンガム・スモール・アームズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバーミンガム・スモール・アームズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS