フィラデルフィア染色体
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フィラデルフィア染色体
フィラデルフィア染色体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 06:58 UTC 版)
フィラデルフィア染色体(フィラデルフィアせんしょくたい; Ph染色体)とは、慢性骨髄性白血病および一部の急性リンパ性白血病に見られる染色体の異常。22番染色体と9番染色体間での転座によって、c-ablとbcrという遺伝子が融合し、異常なタンパク質を生じる。造血幹細胞を無制限に増殖させるようになる。以前は急性リンパ性白血病や急性期転化した慢性骨髄性白血病の強力な予後不良因子であったが、現在は一部の点突然変異を起こしたものだけが予後不良とされている。
- ^ Nowell P, Hungerford D. "A minute chromosome in chronic granulocytic leukemia." Science 1960;132:1497.
- ^ Rowley JD (1973). “Letter: A new consistent chromosomal abnormality in chronic myelogenous leukaemia identified by quinacrine fluorescence and Giemsa staining”. Nature 243 (5405): 290–3. doi:10.1038/243290a0. PMID 4126434.
- 1 フィラデルフィア染色体とは
- 2 フィラデルフィア染色体の概要
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フィラデルフィア染色体と同じ種類の言葉
染色体に関連する言葉 | Z染色体 M期染色体 フィラデルフィア染色体(ふぃらでるふぃあせんしょくたい) 二価染色体 ミニ染色体 |
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