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モクマオウ科とは? わかりやすく解説

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モクマオウ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 23:36 UTC 版)

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モクマオウ科
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : マメ類 fabids
: ブナ目 Fagales
: モクマオウ科 Casuarinaceae
学名
Casuarinaceae R.Br. in M.Flinders (1814)
和名
モクマオウ科

本文参照

モクマオウ科(モクマオウか、木麻黄、学名:Casuarinaceae)は被子植物の1つ。モクマオウなど、およそ65種が含まれるが、属の数は1属から4属まで研究者によって異なる。熱帯の砂浜で「マツ」と間違われる植林は、モクマオウの場合がある。マツとは類縁は薄い。

特徴

乾燥に適応し、海岸や乾燥地に多い。にはフランキア属放線菌共生窒素固定している。は鱗片状で輪生し、トクサ類のようにも見える。は単性。雌花は無花被で苞に囲まれ、花序は球果状になる。雄花も痕跡的な花被と雄蕊各1個しかなく、花序は尾状。

分布

オーストラリアマレーシアニューカレドニアフィジーマスカレン諸島に分布する。日本には元来自生しないが、南西諸島小笠原諸島に導入されたものが野生化している。

分類体系

モクマオウ科は特異な形態のために、一目一科の単型目であるモクマオウ目として扱われることがこれまで多かった。現代のAPG植物分類体系ではブナ目に入れられる。

クロンキスト体系

クロンキスト体系ではマンサク亜綱に属する単型目モクマオウ目の科である。

新エングラー体系

単純な花の形態を原始的なものと解釈して、被子植物の配列の先頭に置いた。単型目であるモクマオウ目の科である。

APG分類体系

APG植物分類体系ではブナ科ヤマモモ科などと並んでブナ目を構成する科である。

  • 真正双子葉植物 Eudicots
    • バラ類 Rosids
      • 真正バラ類I Eurosids I

下位分類

属は4属を認めることが多いが、 モクマオウ属 Casuarina の1属と扱う研究もある。

関連項目

外部リンク

  • Casuarinaceae in Watson, L., and Dallwitz, M.J. 1992 onwards. The families of flowering plants: descriptions, illustrations, identification, and information retrieval. Version: 29th July 2006. http://delta-intkey.com

「モクマオウ科」の例文・使い方・用例・文例

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