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ランカシャーとは? わかりやすく解説

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ランカシャー【Lancashire】

読み方:らんかしゃー

英国イングランド北西部の州。州都プレストンまた、その地方中心都市マンチェスター・リバプール。アイリッシュ海面する炭田があり、産業革命期に綿工業発達。現在は造船機械・化工業なども盛ん。


ランカシャー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/05 05:00 UTC 版)

ランカシャー
カウンティカウンシルのモットー In Concilio Consilium
地理
様態 典礼および非都市カウンティ
リージョン イングランド北西部
面積
総面積
行政区画
行政面積
17位
3,075 km2 (1,187 sq mi)
16位
2,903 km2 (1,121 sq mi)
カウンシル所在地プレストン
ISO 3166-2GB-LAN
ONSコード 30
NUTS 3 UKD43
人口統計
人口
総人口 (2018年中期推計値)
人口密度
行政区分
登録人口
8位
1,498,300
487/km2 (1,260/sq mi)
4位
1,210,053
民族構成 93.4% 白色人種
5.3% アジア系
1.3% その他
政治

ランカシャー州議会
www.lancashire.gov.uk
国会議員
ディストリクト
  1. ウェスト・ランカシャー英語版
  2. チョーリー英語版
  3. サウス・リブル英語版
  4. フィルド英語版
  5. プレストン
  6. ワイア英語版
  7. ランカスター
  8. リブル・ヴァレー英語版
  9. ペンドル英語版
  10. バーンリー英語版
  11. ロセンデール英語版
  12. ヒンドバーン英語版
  13. ブラックプール(単一自治体)
  14. ブラックバーン・ウィズ・ダーウェン(単一自治体)

ランカシャー英語: Lancashire[ˈlæŋkəʃər, ˈlæŋkəʃɪər] 現地発音: [ˈɫaŋkɪʃə(ɻ)])は、イングランド北西部にある典礼カウンティランカシャー州the county of LancashireLancashire county)と呼ぶこともある。北でカンブリアと、東でノース・ヨークシャーおよびウェスト・ヨークシャーと、南でグレーター・マンチェスターおよびマージーサイドと隣接し、西はアイリッシュ海に臨む。

面積は3,079平方キロメートル、人口は約150万人。主要都市としてプレストンブラックプールブラックバーンランカスターが挙げられる[1]。地方行政上は非大都市圏カウンティに分類され、12の地区(ディストリクト)とブラックバーン・ウィズ・ダーウェンおよびブラックプールのふたつの単一自治体からなる。かつてはグレーター・マンチェスター北部やマージーサイド、カンブリアのファーナスおよびカートメル半島、チェシャーの一部もランカシャーの一部であった。一方、ボウランドの森の東部はのちにランカシャーに編入された部分である。

西部は平坦な海岸平野が広がる一方、東部はペナイン山脈の丘陵となっている。アーンサイド・アンド・シルバーデールとボウランドの森の2つの特別自然美観地域があるほか、リブル・アンド・オルト・エスチュアリーズ国立自然保護区といった保護地域も設定されている。主要な河川として、北からラン川、ワイア川、リブル川が挙げられる。いずれも西へ流れ、アイリッシュ海にそそぐ。州内の最高地点は北東部のグラガレスもしくはグリーン・ヒルで、いずれも標高は628メートルほどである。

ランカシャーは12世紀に成立した。1086年のドゥームズデイ・ブックでは、この地域はヨークシャーもしくはチェシャーの一部として扱われている。1351年には王権州となり、なかば独立した司法制度を確立したが、前近代のあいだは比較的貧しい後進地域であった。しかし産業革命により急速に工業化し、1974年までランカシャーに所属していたリバプール(のちマージーサイド)は一大港湾都市として、マンチェスター(のちグレーター・マンチェスター)とその周辺地域は繊維産業の中心地として発展した[2]。ランカシャー炭田も開発され、多くの炭鉱が開発された。1971年には人口511万8405人を記録し、グレーター・ロンドンに次いでイギリスで2番目に人口の多いカウンティとなった。

ランカシャーの州章には、薔薇戦争ランカスター家に縁のある赤薔薇があしらわれている。

脚注

関連項目

外部リンク


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