三木谷浩史とは？ わかりやすく解説

三木谷浩史とは、インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ「楽天市場」の創業者である。1965年3月、兵庫県明石市生まれ。楽天株式会社の現代表取締役会長兼社長である。

1988年、一橋大学商学部卒業。株式会社日本興業銀行での勤務経験を経て、ハーバード大学に留学。同大学で経営大学院修士号（MBA）を取得した。1996年株式会社クリムゾングループ代表取締役社長 に就任する(現任)。翌年、株式会社楽天を設立、代表取締役社長に就任。その後、株式会社インフォシーク取締役会長、同社代表取締役社長、ライコスジャパン株式会社代表取締役会長を歴任。現在は楽天KC株式会社代表取締役会長、楽天株式会社代表取締役会長兼社長を兼任している。

「楽天市場」は１９９７年に１３店舗でスタートし、わずか１年で出店社数２００を超えるの日本最大の電子商店街に成長させた。そして現在までにさまざまな取り組みを重ねて、現在では１００００店を超えるまでに成長を遂げている。この間に、検索サイトのインフォシークを買収するなどM&A（合併・買収）を積極的に展開している。

2003年には、「神戸に社会貢献したい」との思いから、三木谷浩史が主宰するクリムゾン・グループが発足当時から赤字の続いていたＪリーグヴィッセル神戸を買収した。そして、２００４年に楽天はプロ野球に参入し、本拠地を仙台市に置く東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生し話題を呼んだ。

現在楽天グループは、「流通総額１兆円、経常利益１０００億円」という目標を掲げ、さらなる躍進を続けている。