Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

丸髷とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 服飾 > ファッション > > 丸髷の意味・解説 

まる‐まげ【丸×髷】

読み方:まるまげ

女性髪形の一。後頭部楕円形のやや平たい髷をつけたもので、既婚者結った江戸初期勝山髷(かつやままげ)が原形まるわげ

江戸時代男性髪形の一。本多髷一種で、刷毛先の丸いもの。

丸髷の画像
丸髷(1)

まる‐わげ【丸×髷】

読み方:まるわげ

まるまげ」に同じ。

髪を丸く無造作に巻き上げた髪形

毎日、髪かしら(=頭ノ髪)も自らすきて、—に結ひて」〈浮・永代蔵・二〉


丸髷

読み方:マルマゲ(marumage)

既婚女性髪形


丸髷

読み方:まるまげ

  1. 門戸鎖鑰其他戸締緩カニシテ、盗賊ノ侵シ易キ人家。〔第五類 一般建物
  2. 門戸鎖鑰、又は戸締緩かにしてあつて盗賊侵入し易き人家のことをいふ。丸髷は人妻にて既に処女を失つて居るからいつたもの。むすめ(※「むすめ」)を参照せよ。〔犯罪語〕
  3. 犯罪語にて門戸鎖鑰。又は戸締緩やかにしてあつて盗賊侵入し易き人家のことをいふ。丸髷は人妻にて既に処女を失つて居るからいつたもの。むすめ(※「むすめ」)を参照せよ
  4. 門戸締り又は戸締り緩かな家のことをいふ。
  5. 門戸施錠なく忍入りやすい住家を云ふ。
  6. 門戸の鎖鍵、又は戸締がゆるくしてあって盗賊侵入し易い人家のこと。〔一般犯罪
  7. 門戸の鎖鍵。又は戸締りがゆるくしてあって侵入し易い人家のことをいう。

分類 犯罪犯罪

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

丸髷

読み方:マルマゲ(marumage)

作者 中勘助

ジャンル


丸髷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/15 09:59 UTC 版)

丸髷
丸髷

丸髷(まるまげ)とは、江戸時代から明治時代を通じて最も代表的な既婚女性の髪形(日本髪)。

江戸時代前期に大流行した勝山髷を変形させたもので、本格的な「丸髷」の登場は文化文政(1804-1830年)ごろと思われる。幕末には髷の中に和紙製の型を入れるなどして形を保つようになった。

特徴

勝山髷とほぼ同じ結い方をするが、髷の輪が厚く広くなって輪と結うより丸に見えるようになったのがこの髷で髷の大きさで年齢が見分けられる(若いほど髷が大きい)。

現在一般には髷の下に布を入れるところで勝山髷と区別している。

江戸時代後期以降、江戸を中心とした東日本上方を中心とした西日本では「先笄」「両輪」 喜田川 守貞『守貞謾稿』によると現在の愛知県岡崎市内にあったある村の西と東で既婚女性が「先笄」「両輪」に結う地域と「丸髷」に結う地域の二手に分かれたらしい)で、明治以降は全国的に 広く一般に結われていた髷だが、髷の形に個人の好みを反映させるため明治末期には「両国形」「老松形」など数多くの「丸髷型」が売り出されていた。

未婚時代には島田髷が結われるのに対して、結婚すると丸髷に変わるので、オペラ蝶々夫人」を日本の風俗に忠実に演ずる場合は(長崎芸者だったヒロインが冒頭で結婚するため)途中で髪形を変えねばならずカツラを二種類用意することがある。

丸髷が見られる祭り等

現代においては島田髷、桃割れ、等、娘の髪型は結婚式や舞踊発表会、祭り時代行列等で見る機会が多いが、丸髷や先笄両輪等の既婚女性の髪型は歌舞伎文楽時代劇以外では見る機会が少ない。以下に、丸髷を見ることができる祭り等を挙げる。

関連項目

外部リンク


「丸髷」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



丸髷と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「丸髷」の関連用語

1
100% |||||

2
100% |||||

3
98% |||||

4
ぞべら‐ぞべら デジタル大辞泉
92% |||||

5
世話丸髷 デジタル大辞泉
92% |||||


7
内儀 デジタル大辞泉
56% |||||

8
日本髪 デジタル大辞泉
56% |||||

9
毛巻 デジタル大辞泉
56% |||||


丸髷のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



丸髷のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2025 株式会社皓星社 All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの丸髷 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS