修了証、参加証の交付
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/03 06:28 UTC 版)
遅刻・早退なしに講習の全教程を修了すると、救命入門コースでは消防長による押印のない「参加証」が、その他の講習では、消防長が発行する「救命講習修了証」(消防本部によっては「救命技能認定証」)が交付される。中には、総務省消防庁の規定とは別個に、講習修了者に対し「市民救命士」との独自名称を用いる地域もあり、兵庫県や川崎市などではこの呼称を用いている。 基本的に修了証に有効期限はない(ある自治体も一部存在する)が、技能維持のため2年から3年ごとに再講習を受けることが推奨される(修了証にその旨を明記しているケースもある)。なお、修了証が発行される救急講習は基本的に総務省消防庁が通知している「応急手当の普及啓発活動の推進に関する実施要綱」のガイドラインに従っておりどこの本部が実施する講習を受けても問題ないが、修了証番号は各本部ごと管理されているので別の本部で再講習を受けると修了証更新時に新規番号に変更となる。東京消防庁など一部の消防本部では、有効期限を設け、通常の講習と期限内の再講習とで講習内容を分けている。 一部地域では、受講者には救命講習受講記念バッジ、普通I II III 救命講習(緑)、上級救命講習(紫)、応急手当普及員(オレンジ)の3種類が販売されていた(平成30年3月31日で販売を終了)。
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