南葛SC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/09 08:06 UTC 版)
略称 | IFFTA |
---|---|
国籍 | 日本 |
格付 | 特定非営利活動法人 |
コード | 7011805002090 |
法人番号 | 8011801035696 |
専門分野 | 学術・文化・芸術・スポーツ、子どもの健全育成 |
設立日 | 2011年5月11日 |
代表者 | 高橋陽一(代表理事) |
主な事業 | サッカースクールの運営、サッカーチームの運営(WINGS・Jrユース)、toto助成事業(翼カップ)、キャプテン翼CUPかつしかの企画・運営 |
郵便番号 | 124-0012 |
事務所 | 東京都葛飾区立石6丁目18番20号 |
座標 | 北緯35度44分18.3秒 東経139度50分59.5秒 / 北緯35.738417度 東経139.849861度座標: 北緯35度44分18.3秒 東経139度50分59.5秒 / 北緯35.738417度 東経139.849861度 |
主な加盟組織 | 株式会社南葛SC |
外部リンク | https://www.nankatsu-sc.com/ |
南葛SC(Nankatsu Sports Club)は、東京都葛飾区を本拠地とするサッカークラブである。
本項目ではクラブ全般並びにトップチーム、女子チームWINGSについて記す。
クラブ概要
2019年現在、ジュニアスクール (U-12)、ジュニアユース (U-15)、女子チーム、トップチームが活動しており、トップチームを「株式会社南葛SC」が、それ以外のチームを「特定非営利活動法人国際サッカー普及育成会」が運営している[1]。嘗ては男子フットサルチームも保有していた。
2014年、トップチームが全国クラブチームサッカー選手権大会に開催地代表として初出場[2]。2015年には、同じくトップチームが、当時スペイン2部リーグに所属していたCEサバデルFCとフレンドリーパートナーシップ契約を締結[3]、トップチームに所属している選手が短期研修を行っている。
2017年、SC相模原と業務提携契約を締結している。
歴史
- 1983年 葛飾区立常盤中学校サッカー部OBを中心に、常盤クラブとして設立[3]。
- 2004年 男子フットサルチームとして、MARE PARADA(マレパラーダ)が設立。
- 2011年 葛飾区サッカー連盟が、Jリーグを目指す連盟傘下の組織として「特定非営利活動法人国際サッカー普及育成会」を設立[3]、常盤クラブはその傘下となる。
- 2012年 クラブ名を常盤クラブから葛飾ヴィトアードへ改称[3]。
- 2013年
- 2014年
- 女子チームとして南葛SC WINGS設立[3]。
- 全国クラブチームサッカー選手権大会に開催地代表として初出場[2]。
- 2015年
- 2017年
- SC相模原と業務提携を締結。
- TOP・WINGSともにクラブ初の東京都1部リーグに昇格。
- 2018年 南葛SC MARE PARADAがMARE PARADAへ改称し、独立[4]。
- 2019年 株式会社南葛SCを設立し、トップチームの運営を移管。WINGSなどについては変わらず特定非営利活動法人国際サッカー普及育成会が運営する[1]。
- 2020年 Jリーグ百年構想クラブとして承認された[5]。
- 2021年7月14日、バリュエンスホールディングスが株式会社南葛SCの株式33.5%を取得することが決定(残り66.5%は引き続き高橋陽一が保有)。バリュエンス代表取締役で元プロサッカー選手の嵜本晋輔が株式会社南葛SCの取締役に就任する[6][7][8]。
南葛SC
南葛SC | |
---|---|
原語表記 | 南葛SC |
呼称 | 南葛SC |
愛称 | 南葛 |
クラブカラー | 白 |
創設年 | 1983年 |
所属リーグ | 関東サッカーリーグ |
所属ディビジョン | 1部 |
クラブライセンス | (未承認) |
ホームタウン | 東京都葛飾区 |
ホームスタジアム | 奥戸総合スポーツセンター陸上競技場 水元総合スポーツセンター多目的広場 |
収容人数 | 1,000(奥戸) |
運営法人 | 株式会社南葛SC |
代表者 | 高橋陽一 |
監督 | 風間八宏 |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 124-0012 東京都葛飾区立石6丁目18番20号 |
設立 | 2019年1月25日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 8011801035696 |
事業内容 | 南葛SC TOPチームの運営、他 |
代表者 | 高橋陽一 |
資本金 | 1,000万円 |
純利益 | 119万5000円 (2021年12月31日時点)[9] |
総資産 | 3億6047万1000円 (2021年12月31日時点)[9] |
外部リンク | https://www.nankatsu-sc.com/ |
南葛SC(なんかつエスシー)は、Jリーグ加盟を目指すクラブの一つで、2022年現在、関東サッカーリーグ1部に参戦する社会人サッカークラブである。
トップチーム概要
1983年、葛飾区立常盤中学校サッカー部OBを中心に、常盤クラブとして設立され、東京都社会人サッカーリーグに加盟、1994年に東京都社会人サッカーリーグ2部に昇格し、その後は何度かの昇降格を経験する。
2008年、葛飾区サッカー連盟が、葛飾区からJクラブを誕生させるべく、「葛飾Jリーグプロジェクト」をスタートさせる。2011年に葛飾区サッカー連盟からJリーグを目指す連盟傘下の組織として、「特定非営利活動法人国際サッカー普及育成会」が設立され、常盤クラブはその傘下となった。これにより、2012年にJリーグ加盟を目指すことを表明すると共に、クラブ名を常盤クラブから葛飾ヴィトアード(「ヴィトアード(vitóado)」とは、ポルトガル語で「勝利」を意味する「vitória(ヴィトーリア)」と、「鹿」を意味する「veado(ヴィアード)」を組み合わせた造語[10]。)へ改称した。
2013年11月、漫画『キャプテン翼』の作者で、地元葛飾区出身の高橋陽一を後援会会長に迎えると、2014年より、同作の登場人物である大空翼や岬太郎らが小学校時代に所属していた選抜チームにちなみ南葛SCへ再改称。クラブカラーも紫と緑から白に変更された。
2015年、チームの体制を整え選手補強も行い3部リーグを全勝で優勝し2部へ昇格した。
2016年、わずかな補強で迎えたリーグ初戦、アウェーでアローレ八王子と対戦したが後半終了間際に競り負けて黒星スタートになった。その後、なかなか波に乗れず9勝1分3敗でリーグ2位となった。
2017年、GKコーチに元U-22日本代表の小針清允を招聘し、クラブ自体はSC相模原と業務提携を行いブラジル人選手2名を獲得、さらには昨年度で相模原を退団していた近藤祐介を獲得し、クラブ初の大補強を展開してシーズンに臨み、初の1部昇格を果たした。
2018年、近藤祐介ら16名が退団した一方、前年からGKコーチとして加入していた小針清允がGKコーチ兼任で現役復帰、Jリーグや海外でプレーした柴村直弥を獲得、続けざまに昨年J3富山でプレーしたホドリゴ・カベッサを、そして前年J2愛媛で背番号10を背負った安田晃大らを獲得、8月には元日本代表の福西崇史が10年ぶりに現役復帰する形で加入した。1部を優勝し関東社会人サッカー大会に出場したが、2回戦で東邦チタニウムに0-1で敗れ、関東サッカーリーグ2部昇格を逃した。
2019年、前年をもって監督を退任した向笠実に代わり福西崇史が監督に就任[11]、選手では正木秀俊ら5名が退団したが、前年まで熊本でプレーした元日本代表の青木剛、東京ユナイテッドFCから田鍋陵太・能登正人・佐々木竜太、相模原からアルトゥール(8月-、期限付き移籍)ら9名を獲得した。しかし、成績は前年から打って変わって暗転、得点が前年の50から39へ減少し、失点は前年から2倍に増加、最終順位も7位となり、関東社会人サッカー大会出場を逃した。シーズン終了後、福西崇史が監督を退任[12]、後任として、名古屋グランパスエイトU-18コーチの島岡健太を招聘した[13]。
2020年、エースのホドリゴ・カベッサ(エスペランサSCへ移籍)、アルトゥール(期限付き移籍期間満了、東京23FCへ移籍)、選手兼ヘッドコーチの柴村直弥(TOKYO CITY F.C.へ移籍)、疋田大和(千葉県3部・SFC nomu matsudoへ移籍)ら8名が退団した。一方で、鹿島から川俣慎一郎、清水から楠神順平、FCマルヤス岡崎から土田快樹、奈良クラブから布施周士、東京ユナイテッドFCから河本明人、ゴールドコースト・プレミアリーグ(オーストラリア4部相当)・クーメラ・コルツSCから名畑典樹ら11名を獲得した。2月25日には、Jリーグ百年構想クラブに承認[14][15]、ホームタウンを「葛飾区を中心とした東京都全域」に拡大する構想があることも明らかになった。
リーグでは、東京都1部で優勝し関東社会人サッカー大会に挑むと、11月28日に行われた準決勝でFC TIUを4-2(延長)で下し、関東2部昇格を決めた[16][17]。翌11月29日、決勝でアヴェントゥーラ川口を下し初優勝を果たした[18]。
2021年、田鍋陵太や冨岡大吾、土田快樹が引退するなど8名が退団した。一方で、千葉から下平匠、東京Vから河野広貴、群馬から岡田翔平、市川SCから幸野志有人、東京ユナイテッドFCから田中優毅ら10名を獲得した。初参戦となる関東2部では10勝6分2敗の2位でフィニッシュ、12月25日に行われた1部10位桐蔭横浜大学FCとの入替戦を4-1で勝利し、関東1部昇格を決めた[19][20]。
2022年、青木剛が引退するなど7名が退団した。一方で、相模原から稲本潤一、磐田から今野泰幸、仙台から関口訓充、横浜FCから伊野波雅彦の元日本代表4名やC大阪から秋山大地、今治から玉城峻吾ら11名を獲得した。しかし関東1部では7位、第58回全国社会人サッカー選手権大会は2回戦敗退に終わり、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ出場を逃した。
2023年1月、葛飾区は総武本線の新小岩駅近くにある敷地(6万8000平方メートル)を取得し、南葛SCの本拠地となるサッカー専用スタジアムを建設することで検討していることが報じられ、同年2月1日に同敷地の所有者である日本私立学校振興・共済事業団との間で基本協定を締結したことを発表した。実現すれば東京都区部にサッカー専用スタジアムが作られるのは初めてとなる。葛飾区は南葛SCのJリーグ加盟を見据え、J1基準を満たす1万5000人規模のスタジアムを建設・整備するとしており、キャプテン翼の高い知名度を生かしたコンテンツ活用による収入・地域活性化を目的として、同作品のミュージアム施設などの併設も検討している[21][22]。
新戦力は、横浜FMから中林洋次、京都から大前元紀など10名を獲得。しかし関東1部リーグで開幕2連敗し森一哉監督を解任、高木健旨コーチが暫定監督を経て正式に監督に就任したが、最終順位は6位[23]で終わり、地域チャンピオンズリーグへの出場権がかかる全国社会人サッカー選手権大会の関東予選でも厚木はやぶさFCと2-2の同点と健闘するがPK戦の末敗退したため、JFL昇格は果たせなかった[24]。
2024年、監督兼任テクニカルダイレクターにセレッソ大阪アカデミー技術委員長(これは2024年度も兼任の上で続投)を務めていた風間八宏が就任[25]。
選手社員制度
南葛SCの運営会社は、2020年に選手社員選手制度を採り入れた。当初は3人だったが、2022年には21人まで増大した。選手らに新たなクラブパートナーになってもらうための営業活動を行いながら選手としての活動を行うほか、サッカー教室やホームタウン内でのイベント活動などによる応報活動に従事する[26]。
戦績
リーグ戦
年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 天皇杯 | クラブ名 |
2004 | 東京都3部8ブロック | 9位 | 9 | 11 | 3 | 0 | 8 | 17 | 27 | -10 | 都予選敗退 | 常盤クラブ |
2005 | 東京都3部1ブロック | 2位 | 27 | 10 | 9 | 0 | 1 | 36 | 3 | 33 | ||
2006 | 東京都3部4ブロック | 優勝 | 28 | 10 | 9 | 1 | 0 | 33 | 7 | 26 | ||
2007 | 東京都2部3ブロック | 11位 | 6 | 11 | 1 | 3 | 7 | 12 | 30 | -18 | ||
2008 | 東京都3部1ブロック | 2位 | 22 | 10 | 7 | 1 | 2 | 24 | 10 | 14 | ||
2009 | 東京都3部5ブロック | 5位 | 19 | 11 | 6 | 1 | 4 | 26 | 24 | 2 | ||
2010 | 東京都3部8ブロック | 3位 | 18 | 10 | 6 | 0 | 4 | 23 | 20 | 3 | ||
2011 | 東京都3部1ブロック | 4位 | 16 | 10 | 5 | 1 | 4 | 22 | 22 | 0 | ||
2012 | 4位 | 18 | 10 | 5 | 3 | 2 | 21 | 14 | 7 | 葛飾ヴィトアード | ||
2013 | 2位 | 28 | 11 | 9 | 1 | 1 | 40 | 15 | 25 | |||
2014 | 2位 | 27 | 11 | 9 | 0 | 2 | 51 | 13 | 38 | 南葛SC | ||
2015 | 優勝 | 33 | 11 | 11 | 0 | 0 | 64 | 2 | 62 | |||
2016 | 東京都2部3ブロック | 2位 | 28 | 13 | 9 | 1 | 3 | 43 | 13 | 30 | ||
2017 | 東京都2部1ブロック | 優勝 | 34 | 13 | 11 | 1 | 1 | 61 | 8 | 53 | ||
2018 | 東京都1部 | 優勝 | 40 | 15 | 13 | 1 | 1 | 50 | 13 | 37 | ||
2019 | 7位 | 22 | 15 | 6 | 4 | 5 | 39 | 26 | 13 | |||
2020 | 東京都1部Bブロック[※ 1] | 優勝 | 16 | 7 | 5 | 1 | 1 | 22 | 5 | 17 | ||
2021 | 関東2部 | 2位 | 36 | 18 | 10 | 6 | 2 | 37 | 18 | 19 | ||
2022 | 関東1部 | 7位 | 19 | 18 | 4 | 7 | 7 | 25 | 23 | 2 | ||
2023 | 6位 | 22 | 18 | 6 | 4 | 8 | 22 | 22 | 0 |
- 注釈
- ^ 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う開催期間縮小のため、2020年シーズンの東京都社会人サッカーリーグ1部は従来と異なる大会方式で実施された。リーグは2ステージ制となり、1stステージでは1部所属の16クラブをA、Bの2ブロックに分け、各8クラブが1回戦総当りのリーグ戦を行う。各ブロックの上位2クラブ(合計4クラブ)のみが2ndステージへと進み、ノックアウト方式により優勝決定戦(1位同士)、3位決定戦(2位同士)を行う。1位から3位までの3クラブが関東リーグ昇格を懸けた関東社会人サッカー大会の出場権を獲得し、5位以下のチームは残留となる。今季に限り2部リーグへの降格はない[27][28]。
全国社会人サッカー選手権大会
- 出場1回
回 | 年月日 | ラウンド | 会場 | 得点 | 対戦相手 |
58 | 2022年10月15日 | 1回戦 | 志布志C | 1 - 0 | FC徳島 |
2022年10月16日 | 2回戦 | 志布志B | 0 - 1 | ヴェロスクロノス都農 |
全国クラブチームサッカー選手権大会
- 出場2回
回 | 年月日 | ラウンド | 会場 | 得点 | 対戦相手 |
21 | 2014年11月1日 | 1回戦 | 味フィ西 | 3 - 2 | 嘉島SC |
2014年11月2日 | 準々決勝 | 3 - 2 | 青梅FC | ||
2014年11月3日 | 準決勝 | 0 - 1 | ザスパ草津チャレンジャーズ | ||
24 | 2017年10月28日 | 1回戦 | 遠野陸上 | 3 - 0 | ポルベニルカシハラ |
2017年10月29日 | 準々決勝 | 遠野サ | 0 - 2 | いわきFC |
タイトル
- 東京都社会人サッカーリーグ1部:2回
- 2018, 2020
- 関東社会人サッカー大会:1回
- 2020
所属選手・スタッフ
ユニフォーム
| ||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||
|
クラブカラー
- - 2013年: 紫、 緑
- 2014年 - 現在: 白
ユニフォームスポンサー
掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | バリュエンスホールディングス | valuence | 2022年 - | 2021年は背中下部 |
---|---|---|---|---|
鎖骨 | タカラトミー | TAKARA TOMY | 2023年 - | 右側に掲出 2023年は1stのみ |
ミヨシ油脂 | ミヨシ油脂 | 2022年 - | 左側に掲出 2023年は1stのみ 2022年 - 2023年は「ミヨシ油脂株式会社」表記 | |
背中上部 | 円谷プロダクション | TSUBURAYA | 2023年 - | 2023年は2ndのみ |
背中下部 | ミライズワークス | MIRAIZ WORKS | 2023年 - | 2023年は1stのみ |
袖 | KLab | KLab | 2024年 - | 2021年は胸、2018年 - 2020年・2022年は背中下部、2023年は背中上部(1stのみ) 2018年 - 2019年は「KLabGames」表記 |
パンツ前面 | 集英社 | キャプテン翼 マガジン 集英社 | 2022年 - | 2019年 - 2021年は背中上部 2019年 - 2020年は「キャプテン翼 RISING SUN ライジングサン」表記 |
パンツ背面 | プライム | プライム薬局 | 2024年 - | 2014年 - 2023年は袖(2023年は1stのみ) |
ユニフォームサプライヤーの遍歴
歴代ユニフォームスポンサー表記
年度 | 箇所 | サプライヤー | |||||||
胸 | 鎖骨右 | 鎖骨左 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | ||
2014 | switch on SanseiR&D | - | - | Fudeal Creation | プライム薬局 | JOHOKU SHINKIN | - | ATHLETA | |
2015 | SOLum | ||||||||
2016 | |||||||||
2017 | 日本と世界をコトバでつなぐ。 SPRING | - | Ario アリオ亀有 | ||||||
2018 | 7+English | KLabGames | gol. | ||||||
2019 | キャプテン翼 RISING SUN ライジングサン | ||||||||
2020 | miraire STREET *X REALITY | KLab | switch on SanseiR&D | ||||||
2021 | KLab | キャプテン翼 マガジン 集英社 | valuence | ||||||
2022 | valuence | ABAB赤札堂 Akafudado | ミヨシ油脂株式会社 | CLOUD EDGE | KLab | キャプテン翼 マガジン 集英社 | |||
2023 | TAKARA TOMY (1st) THE BALL IS OUR FRIEND ボールはともだちプロジェクト (2nd) | ミヨシ油脂株式会社 (1st) キャプテン翼 -RIVΛLS- (2nd) | KLab (1st) TSUBURAYA (2nd) | MIRAIZ WORKS (1st) manga PRODUCTIONS (2nd) | プライム薬局 (1st) ritsuan (2nd) | ||||
2024 | TAKARA TOMY | ミヨシ油脂 | TSUBURAYA | MIRAIZ WORKS | KLab | プライム薬局 |
南葛SC WINGS
南葛SC WINGS | |
---|---|
原語表記 | 南葛SC WINGS |
呼称 | 南葛SC WINGS |
愛称 | WINGS |
クラブカラー | ピンク |
創設年 | 2014年 |
所属リーグ | 関東女子サッカーリーグ |
所属ディビジョン | 1部 |
ホームタウン | 東京都葛飾区 |
ホームスタジアム | 奥戸総合スポーツセンター陸上競技場 水元総合スポーツセンター多目的広場 |
収容人数 | 1,000(奥戸) |
運営法人 | 特定非営利活動法人国際サッカー普及育成会 |
代表者 | 山崎小百合 |
監督 | 松本彰 |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
南葛SC WINGS(なんかつエスシーウィングス)は東京都葛飾区をホームタウンとして活動する女子サッカークラブである。将来のなでしこリーグ参入を目指している。
女子チーム概要
2014年3月、南葛SCの女子チームとして設立[3]、東京都女子サッカーリーグへ加盟した。
同年、東京都女子サッカーリーグ5部を全勝で優勝し、翌年からの4部リーグに初昇格を決めると、その4部リーグでも優勝、女子チーム設立僅か2年で3部リーグへ昇格した[3]。
2016年11月、チャレンジリーグ入替戦予選大会に出場するも、3位となり入替戦進出を逃した。
2017年5月、長野県菅平高原で行われた第30回サッカーマガジン雪印メグミルクカップ全国レディース大会において、優勝した。同大会には3年連続で出場し過去に準優勝、第3位といずれも上位の成績を残している。
2017年11月、2年連続でプレナスチャレンジリーグ入替戦予選大会に出場するも1勝2敗の結果で、入替戦へと駒を進めることはできなかった。
2018年5月、長野県菅平高原で行われた第31回サッカーマガジン雪印メグミルクカップ全国レディース大会において、順当に勝ち上がり決勝に進出したが準優勝という成績で2連覇はならなかった。
2018年10月、2019年からのチャレンジリーグ参入を目指して、3年連続でチャレンジリーグ入替戦予選大会に出場し、予選リーグを2勝1敗(PK勝ち1・負け1)の成績で勝ち点6でノジマステラ神奈川相模原ドゥーエと並んだが得失点差1で3年連続で予選大会突破はならなかった。
2018年11月、2014年から5年連続で東京都リーグの各部の優勝を果たした。
2018年12月、2014年の立ち上げから監督として携わった横山恵介が辞任し、2018年シーズンまでTOPチームのヘッドコーチを務めていた尾亦弘友希がWINGS監督に就任した[29][30]。
2019年1月、関東女子サッカーリーグ2部参入戦に出場するも1回戦で千葉県代表の帝京平成大学に2−3で敗戦し、関東女子サッカーリーグ2部への昇格を果たせなかった。
2021年1月、第27回関東女子サッカーリーグ入替トーナメント大会において、不戦勝(対戦相手の出場辞退)により関東女子サッカーリーグ2部への昇格を果たす[31]。
2021年12月、関東女子サッカーリーグ1部昇格を果たした[32]。
戦績
年度 | リーグ | チーム数 | 試合数 | 勝点 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | リーグ順位 | 皇后杯 | 監督 |
2014 | 東京都5部 | 11 | 10 | 30 | 10 | 0 | 0 | 92 | 0 | 92 | 優勝 | 予選敗退 | 横山恵介 |
2015 | 東京都4部 | 10 | 9 | 27 | 9 | 0 | 0 | 105 | 1 | 104 | 優勝| | ||
2016 | 東京都3部 | 10 | 9 | 27 | 9 | 0 | 0 | 62 | 1 | 61 | 優勝 | ||
2017 | 東京都2部 | 10 | 9 | 27 | 9 | 0 | 0 | 51 | 3 | 48 | 優勝 | ||
2018 | 東京都1部 | 10 | 9 | 23 | 7 | 2 | 0 | 27 | 5 | 22 | 優勝 | ||
2019 | 10 | 9 | 22 | 7 | 1 | 1 | 34 | 9 | 25 | 2位 | 尾亦弘友希 | ||
2020 | 東京都1部Bブロック[※ 1] | 10 | 4 | 7 | 2 | 1 | 1 | 15 | 3 | 12 | 2位 | ||
2021 | 関東2部 | 8 | 14 | 26 | 8 | 2 | 4 | 35 | 24 | 11 | 2位 | ||
2022 | 関東1部 | 8 | 14 | 22 | 6 | 4 | 4 | 29 | 21 | 8 | 4位 | 辛島啓珠 | |
2023 | 8 | 14 | 22 | 6 | 4 | 4 | 27 | 14 | 13 | 4位 | |||
2024 | 8 | 松本彰 |
- 注釈
- ^ 新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年シーズンの東京都女子サッカーリーグ1部は従来と異なる大会方式で実施された。1部所属の10クラブを2019年シーズンの順位に基づいてA、Bの2ブロックに分け、各5クラブが1回戦総当りのリーグ戦を行う。各ブロックの上位2クラブ(合計4クラブ)がたすき掛け(Aブロック1位-Bブロック2位、Aブロック2位-Bブロック1位)にて行われる順位決定戦へと進み、総合優勝から総合4位までを決定する。各ブロック3位から5位は同位同士にて順位決定戦を行い、総合順位を決定する。総合優勝クラブが関東女子リーグ昇格を懸けた関東女子サッカーリーグ入替トーナメント大会の出場権を獲得し、2位以下のチームは残留となる。今季に限り2部リーグへの降格はない[33]。
入替戦
- なでしこリーグ入替戦
年度 | ステージ | チーム数 | 試合数 | 勝点 | 勝 | 分 | 敗 | PK勝 | PK敗 | 得点 | 失点 | 得失点差 | 順位 | 備考 |
2016 | 予選Aグループ | 4 | 3 | 6 | 2 | - | 1 | 0 | 0 | 4 | 3 | +1 | 2位 | 敗退、地域リーグ残留 |
2017 | 予選Aグループ | 4 | 3 | 0 | 1 | - | 2 | 0 | 0 | 1 | 3 | -2 | 4位 | 敗退、地域リーグ残留 |
2018 | 予選Bグループ | 4 | 3 | 6 | 1 | - | 0 | 1 | 1 | 4 | 3 | +1 | 2位 | 敗退、地域リーグ残留 |
2019 | 予選Bグループ | 4 | 3 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 1 | 1 | 7 | -6 | 4位 | 敗退、地域リーグ残留 |
2023 | 予選Aグループ | 4 | 3 | 3 | 1 | - | 2 | 0 | 0 | 3 | 4 | -1 | 3位 | 敗退、地域リーグ残留 |
2024 | 予選 | 5 | 4 | 9 | 3 | - | 1 | 0 | 0 | 14 | 2 | +12 | 2位 | なでしこ2部入替戦進出 |
入替戦 | つくばFCレディースに2戦2勝(○ 2-0、○ 5-1) | 2025 なでしこリーグ2部へ昇格 |
所属選手・スタッフ
ユニフォーム
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| ||||||||||||||||||||
|
クラブカラー
- ピンク
ユニフォームスポンサー
掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲出年 | 備考 |
胸 | TSUBASA | キャプテン翼 RISING SUN ライジングサン | 2022年 - | 2021年は株式会社集英社名義 |
---|---|---|---|---|
鎖骨 | マルタカ | maru taka | 2022年 - | 右側に表記 |
背中上部 | トーノブレーンズ | TONO BRAINS 株式会社 トーノブレーンズ | 2019年 - | |
背中下部 | エフビットコミュニケーションズ | エフビットでんき | 2018年 - | |
袖 | 金町自動車教習所 | 金町自動車教習所 | 2014年 - | 2014年 - 2016年は 「Kanamachi Driving School」表記 |
パンツ前面 | なし | - | - | |
パンツ背面 | なし | - | - |
ユニフォームサプライヤー
歴代ユニフォームスポンサー年表
年度 | 箇所 | サプライヤー | |||||||
胸 | 鎖骨左 | 鎖骨右 | 背中上部 | 背中下部 | 袖 | パンツ前面 | パンツ背面 | ||
2014 | SAYS | - | - | KINDS カインズグループ | - | Kanamachi Driving School | 株式会社かすみ交通 | - | SOLum |
2015 | |||||||||
2016 | |||||||||
2017 | 金町自動車教習所 | ||||||||
2018 | エフビットでんき | gol. | |||||||
2019 | &MiRAiZ | evolution | |||||||
2020 | |||||||||
2021 | キャプテン翼 RISING SUN ライジングサン [※ 1] | - | |||||||
2022 | maru taka | TONO BRAINS 株式会社 トーノブレーンズ |
- 注釈
関連項目
脚注
- ^ a b 『TOPチーム株式会社化のお知らせ』(プレスリリース)2019年1月30日 。2019年2月2日閲覧。
- ^ a b “第21回全国クラブチームサッカー選手権大会”. 日本サッカー協会 (2014年11月4日). 2016年8月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 『南葛SC クラブ概要』(プレスリリース)2016年8月27日 。2016年8月27日閲覧。
- ^ 『MAREPARADA 2017シーズン最終戦とお知らせ』(プレスリリース)2018年1月8日 。2018年9月4日閲覧。
- ^ 『Jリーグ百年構想クラブ 審査結果について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2020年2月25日 。2019年2月25日閲覧。
- ^ 『バリュエンス、南葛SCの株式取得を決定』(プレスリリース)バリュエンスホールディングス、2021年7月14日 。2021年7月14日閲覧。
- ^ 嵜本晋輔 (2021年7月14日). “”唯一無二の価値を持つクラブ”南葛SCの株式取得についてのご報告”. 2021年7月14日閲覧。
- ^ 岩本義弘 (2021年7月14日). “南葛SCに関する重要な報告”. 2021年7月14日閲覧。
- ^ a b “株式会社南葛SC 第3期決算公告” (2022年9月16日). 2023年4月1日閲覧。
- ^ “ホーム”. 特定非営利活動法人国際サッカー普及育成会. 2013年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月17日閲覧。
- ^ 『【TOP】福西 崇史 新監督就任のお知らせ』(プレスリリース)南葛SC、2018年12月24日 。2019年2月2日閲覧。
- ^ 『【TOP/NEWS】福西 崇史監督 契約満了のお知らせ』(プレスリリース)南葛SC、2019年11月11日 。2020年2月26日閲覧。
- ^ 『【TOP】島岡 健太 新監督就任のお知らせ』(プレスリリース)南葛SC、2019年12月20日 。2020年2月26日閲覧。
- ^ 『Jリーグ百年構想クラブ申請結果のお知らせ』(プレスリリース)南葛SC、2020年2月25日 。2019年2月26日閲覧。
- ^ 『Jリーグ百年構想クラブ 審査結果について』(プレスリリース)日本プロサッカーリーグ、2020年2月25日 。2019年2月26日閲覧。
- ^ “キャプ翼と同じ“リアル南葛SC”が関東2部昇格 作者高橋氏「漫画のとは違う」”. Sponichi Annex. (2020年11月28日) 2020年12月1日閲覧。
- ^ “南葛、アヴェントゥーラ川口が関東初昇格 関東大会”. TOKYO FOOTBALL (2020年11月28日). 2020年12月1日閲覧。
- ^ “南葛が関東大会優勝 川口を2-1で下す”. TOKYO FOOTBALL (2020年11月29日). 2020年12月1日閲覧。
- ^ “南葛SC関東リーグ1部昇格 オーナーは「キャプテン翼」の高橋陽一氏”. 日刊スポーツ (2021年12月25日). 2022年1月7日閲覧。
- ^ “高橋陽一氏が代表を務める南葛SCが関東リーグ1部入り「来季の目標はJFL昇格」”. サッカーキング (2021年12月27日). 2022年1月7日閲覧。
- ^ ““キャプテン翼”でまちおこしの葛飾区 サッカースタジアム建設用地取得へ”. NHK首都圏ナビ. (2023年1月24日) 2023年2月1日閲覧。
- ^ “葛飾区が東京23区内初のサッカー専用スタジアム建設へ「キャプテン翼ミュージアム」併設も検討”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. (2023年2月1日) 2023年2月1日閲覧。
- ^ 第57回関東リーグ1部 後期9節vs 流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎
- ^ 第59回全国社会人サッカー選手権大会関東予選F組 決勝vs 厚木はやぶさFC
- ^ 風間八宏氏 監督およびテクニカルダイレクター就任のお知らせ
- ^ 選手37人中21人が「選手社員」。“リアル南葛SC”が独自に推し進めるサッカーと仕事の相乗効果(サッカーダイジェスト P1)
- ^ "2020-06-10 2020年東京都社会人サッカーリーグ1部 大会方式について" (Press release). 東京都社会人サッカー連盟. 10 June 2020. 2023年4月1日閲覧。
- ^ “第54回東京都社会人サッカーリーグ1部 順位表”. TOKYO FOOTBALL. 2023年4月1日閲覧。
- ^ 『WINGS 横山監督辞任のお知らせ』(プレスリリース)南葛SC、2018年11月26日 。2020年3月12日閲覧。
- ^ 『WINGS 尾亦監督就任のお知らせ』(プレスリリース)南葛SC、2019年12月23日 。2020年3月12日閲覧。
- ^ “第27回 関東女子サッカーリーグ 入替トーナメント大会”. 関東女子サッカーリーグ. 2023年4月1日閲覧。
- ^ 『WINGS 関東リーグ1部昇格決定のお知らせ』(プレスリリース)南葛SC、2021年12月20日 。2023年4月1日閲覧。
- ^ "第40回東京都女子サッカーリーグ 一般リーグに関して" (PDF) (Press release). 東京都女子サッカー連盟. 6 July 2020. 2023年4月1日閲覧。
外部リンク
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:39 UTC 版)
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